横浜市内で6月11日、フランス文化、美食の祭典「横浜フランス月間2016」が開幕した。
横浜フランス月間は、2005年から毎年開催されているフランス文化の祭典。会期中は横浜市内の美術館、劇場、レストランなどが協働で、フランスをテーマにした映画、写真展、音楽、美食セミナーなど多彩なイベントを実施する。開催期間は6月11日から7月14日。主催はアンスティチュ・フランセ横浜(横浜市中区尾上町5)。
プログラムは、日本初となるバルバラ・キャデの展覧会「動物と植物の図像集」展(象の鼻テラス、7月14日まで)、写真展「フランスの大地 - 若き写真家の眼差し」(横浜赤レンガ倉庫1号館、6月26日まで)、「週末フレンチ・シネマ」上映会(横浜美術館レクチャーホール、6月18日・19日)、ワインセミナー「プロヴァンス地方のワイン」(カフェ・ドゥ・ラ・プレス、6月24日)など。
アンスティチュ・フランセ横浜では関連イベントとして、特別ファッションセミナー「パリジェンヌのベーシックアイテム」(7月3日)、講演会「ロワール地方のお城」&ワイン試飲会(7月10日)、フランスの祭り「パリ祭」(7月13日)を開催する。
アンスティチュ・フランセ横浜の大藤理恵さんは「今年はバルバラ・キャデの展覧会や若手写真家の写真展、映画『アメリ』の上映、パリ祭など入場無料の企画に力を入れた。多くの方に『お祭り』のように気軽に楽しんでいただけたら」と話している。
アンスティチュ・フランセ横浜は在日フランス大使館直属の公式文化・教育機関。1990年5月、横浜市の協力のもと横浜日仏学院として設立。2012年9月に国内の日仏学院・学館が在日フランス大使館文化部と統合し、アンスティチュ・フランセ横浜に名称変更した。フランス語講座をはじめ、ワインテイスティングやフランス文学などの文化講座、子どものための講座など約80クラスを用意する。
各プログラムの詳細はホームページで。