みなとみらい線・馬車道駅近くの「YBショップ驛(うまや)カフェwithふくしまカフェ」(横浜市中区本町6)で6月23日から2日間、特別企画「気仙沼応援ナイト」が開催されている。
イベントは、気仙沼市の活気ある港町への再生拠点として運営されてきた「復興屋台村気仙沼横丁」が今年10月に閉店することに伴うクロージングイベントの応援企画。主催は、同カフェを運営する「横浜ビール」と「守りたい・子ども未来プロジェクト」。地酒バーでの収益は募金となる。
「復興屋台村気仙沼横丁」では、神奈川県ユニセフ協会が2012年から被災地支援として「子ども七夕まつり」を開催してきた。最後の七夕飾りとして、横丁の店主達の新たな出発を応援し、気仙沼の復興を願う気持ちを短冊メッセージとして送る。短冊は、6月26日に「復興屋台村気仙沼横丁」で行われる「こども七夕まつり」で、高さ8メートルの笹に飾り付けられる。
期間中は、気仙沼の特別純米酒「蒼天伝」(男山酒造)や「水鳥記」(角星)のほか、福島県の地酒、横浜ビールを提供する。フードメニューは、ハーモニカ(メカジキの背ビレ)の塩焼き・煮付け、蔵内産「こいわかめごはん」など。店内には、笹飾りとメッセージ記入用の短冊が設置されている。
守りたい・子ども未来プロジェクト副代表の谷杉佐奈美さんは「福島は日本4位の蔵元数で、おいしい地酒や料理がたくさんあります。是非興味を持って身近に感じてもらえるきっかけになれれば」と話している。
営業時間は17時~21時。参加費無料。
ふくしまカフェは「福島から神奈川県内への避難者の交流拠点」として驛カフェの一角に開設。店内には福島の風景写真が飾られ、福島民報や福島民友などの地元の新聞や、各市町村の広報誌、横浜の観光情報誌などを閲覧できる。毎月第4木曜日・金曜日に「ふくしまの地酒BAR」を定期開催し、蔵元から取り寄せた福島の日本酒や地酒によく合う福島の名産品などで福島の魅力を発信している。「ふくしまの地酒BAR」の次回開催は7月21日~22日。