シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」で7月16日、船上で若手映画監督の作品を上映する毎年恒例のイベント「海に浮かぶ映画館」のプレ企画が開催される。
横浜某所の船上で開催される「海に浮かぶ映画館」は、今年の年末で4回目。今回のプレイベントでは、作品内にロケ地として船が出てくる映画『サロメの娘 アナザサイド(in progress)』(七里圭監督、2016年)の上映と、建築家や映画館支配人を招き「映画と場所」について考えるトークイベントを行う。
イベントは二部に分け、第一部では作品の上映と、七里監督と「海に浮かぶ映画館」の深田隆之さんによるアフタートークを実施。第二部では横浜を拠点に活動する建築ユニット「tomito architecture」の伊藤孝仁さんと冨永美保さん、「シネマ・ジャック&ベティ」支配人の梶原俊幸さんがそれぞれ深田さんとクロストークを行う。
深田さんは「『海に浮かぶ映画館』をやっていくにつれて、映画館のこと、未来の映画上映のこと、映画そのもののことを多くの人と話したいという思いが強くなっていった。これまではあくまで上映イベントという形式もあってなかなか時間を持てなかったが、今回は観客の方々も巻き込んで多角的に”映画”について話をする場にできれば」と話している。
第一部は14時、第二部は16時開始。17時20分頃終了予定。チケットは第一部1,800円(ワンドリンク付き)、第二部無料。詳細はホームページから。