横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で7月30日から、絵本作家ディック・ブルーナさんが描くミッフィー (うさこちゃん)の60年の歩みをたどる「誕生60周年記念 ミッフィー展」が開催される。
オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんによる「ミッフィー」が誕生して2015年に60周年を迎えた。同展では、ブルーナさんが息子さんのために描いた1955年の初期のミッフィー(ファースト・ミッフィー)から、初期のとんがり耳、やわらかな丸みが愛らしい現在の姿まで、ミッフィーの絵本7タイトルから約300点の原画やスケッチを紹介する。
絵本7タイトルは、「ちいさなうさこちゃん」(第1版)、「ちいさなうさこちゃん」(第2版)、「うさこちゃんのゆめ」、「うさこちゃんのさがしもの」、「うさこちゃんのおうち」、「うさこちゃんのてがみ」、「うさこちゃんとあかちゃん」。
会場では、180センチの真っ白なミッフィー60体に、オランダと日本のアーティストやクリエーターがそれぞれペイントや装飾を施す「ミッフィー・アートパレード」、2013年に公開されたミッフィーの初めての映画「劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし」に使われた人形やセットの展示も行う。
また、ファースト・ミッフィーをモチーフにしたぬいぐるみやフィギュアなど、横浜会場限定グッズを含む同展オリジナルグッズを400アイテム以上販売予定。
同展の担当者は「1955年『ちいさなうさこちゃん』(第1版)で描かれたファースト・ミッフィーと、おなじみの姿に描き直された1963年の第2版の原画が並べて公開される貴重な機会。異国情緒あふれる横浜赤レンガ倉庫でミッフィー誕生60周年をお祝いいただけたら」と話す。
開催時間は10時~19時。入場料は一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円。8月24日まで。