「文化の日」の11月3日、横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3)が無料開館を実施する。
国内外6人の作家が出品する企画展「BODY/PLAY/POLITICS」
横浜美術館は、1989年11月3日の「文化の日」に開館した。当日は開館記念にちなみ、開催中の企画展「BODY/PLAY/POLITICS」と、「コレクション展 2016年度第2期」を無料で鑑賞することができる。
企画展「BODY/PLAY/POLITICS」では、「カラダが語りだす、世界の隠された物語」をキャッチコピーに、人間の身体や集団の行動がもたらす役割、超自然的な存在など、歴史を通じて作り上げられた身体が生み出すイメージの数々をモチーフに、それぞれの角度から作品化していく現代の作家たちの作品を紹介する。出品作家は、インカ・ショニバレ MBE(イギリス)、イー・イラン(マレーシア)、アピチャッポン・ウィーラセタクン(タイ)、ウダム・チャン・グエン(ベトナム)、石川竜一、田村友一郎(日本)。
「コレクション展 2016年度第2期」は、「描かれた横浜」「イメージをかさねる」「風を聴くー自然の気配をうつす美術」「かたちの変容」の4つのセクションで構成。エデュケーターがボランティアと協働で手がける「描かれた横浜」では、各時代の作家たちが捉えたさまざまな横浜の風景を展示する。
同館の担当者は「当日11時から横浜美術館メールニュース新規登録キャンペーンを行い、先着200名様に横浜美術館オリジナルグッズをプレゼントする。普段なかなか美術になじみのない皆さまにも気軽に楽しんでいただけたら」と話す。
無料観覧日の開館時間は10時~18時(最終入館は17時30分)。企画展「BODY/PLAY/POLITICS」「コレクション展 2016年度第2期」の開催は12月14日まで。