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さくらWORKS<関内>で「サルベージ・パーティ」 余り食材を持ち込みシェフが料理 

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 シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」(横浜市中区相生町3)で10月29日、食材を持ち寄り料理して食べるイベント「サルベージ・パーティ」が開催される。

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 「サルベージ・パーティ」は、家にあり使わずにいた食材などを持ち寄り、プロの料理人と参加者で、集まった食材から料理を作り、できた料理を参加者で一緒に食べるイベント。

 国内では、まだ食べられるのに捨てられている食べ物、いわゆる「食品ロス」が年間約632万トンある。この食品ロスを減らすための啓発活動の一環として、食料廃棄を身近な問題として感じてもらうことを目的に開催される。

 イベントのテーマは「食品ロスと楽しく向き合う」。ゲストに、サルベージ・パーティの運営や「フードロス」関連のセミナーなどを行っている一般社団法人フードサルベージ(東京都杉並区)代表の平井巧さんを招き、フードサルベージ(食材を救う)という考え方や、日本と世界のフードロスについての話などを聞く。

 平井巧さんは、仲間内で始めたごはん会から生まれたという「サルベージ・パーティ」を全国に広げようと、国内各地で一緒に活動するひとのネットワークを築いている。

 料理は、シェフの経歴を持ち、まちづくり活動にも取り組む山下大地さんのサポートにより、参加者と共に、持ち込まれた食品を無駄なく使い切ってつくる。

 イベントを企画したのは、法政大学4年生で、NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」(中区相生町3)のインターンをしている三田裕寛さん。

 三田さんは「バイト先の近くにあるパン屋で、売れ残ったパンをゴミ袋に大量に入れている光景を何度か目にして、この実態を変えたいと思い、食品ロスに関する活動を始めた。今回は、地元である横浜で、食品ロスを考えるきっかけとして、多くの人にサルベージ・パーティにぜひ参加してほしい」と話す。

 開催時間は17時~20時(16時30分開場)。参加費は社会人2,000円、学生1,000円。

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