ハイアット ホテルズ コーポレーション(米国イリノイ州シカゴ)とケン・コーポレーション(東京都港区西麻布)は11月7日、山下町に「ハイアット リージェンシー 横浜」(横浜市中区山下町280)を開業することを発表した。同地区初のインターナショナル ブランド ホテルとなる。
日本大通り駅と元町・中華街駅の間の本町通沿いに位置し、ホテル内には、スイート18室を含む315の客室、オールデイダイニング、スペシャリティーレストラン、カフェ・バーラウンジ、リージェンシークラブラウンジやフィットネスのほか、最上階に横浜港や横浜ベイブリッジを一望するチャペルと宴会場を備える。
インテリアデザインは、異国情緒と日本の伝統美に、スタイリッシュで配慮の行き届いた空間を融合させ、新たな体験を提供し、宿泊者数の向上や外国人観光客のさらなる誘致への寄与を目指す。
建物は、地上22階地下1階建で、敷地面積は3,307平方メートル、延床面積は2万7,841平方メートル。108台収容可能の駐車場を備える。開業は、2019年6月の予定。
両社のフランチャイズ契約による提携によるホテルは、「ハイアット リージェンシー グアム」「ハイアット リージェンシー 那覇 沖縄」に続き3軒目となる。
ハイアットで日本・ミクロネシア地区を統括する阿部博秀さんは「ハイアット リージェンシーは、ハイアットの複数のブランドをけん引する存在として、世界の主要都市を中心に展開している。日本を代表する港町として栄えてきた横浜は、開港時代の歴史的建造物が多く残る美しい街並みと近代的ビルや大型商業施設が共存する日本屈指の観光・ビジネス都市。街の魅力を最大限にいかし、同ブランドを象徴する発見と活力に満ちたホテルとしてこの地とともに発展することを期待している」と話している。