第93回東京箱根間往復大学駅伝競争(箱根駅伝)が1月2日に行われ、横浜市内を走る「2区」(鶴見中継所~戸塚中継所)は、48回目の出場でこれまでに2度総合優勝を果たしている神奈川大学の鈴木健吾主将(3年)が区間賞に輝いた。
戸塚中継所の通過順位は、1位:神奈川大学、2位:青山学院大学、3位:駒澤大学。以下、4位:拓殖大学、5位:帝京大学、6位:早稲田大学、7位:順天堂大学と続いた。優勝候補と言われる東海大学は11位、山梨学院大学は18位となった。
2区は平地最長の23.1キロ。後半に2つの上り坂がある沿道には、多くの地域住民や各大学のOBが集まり、「花の2区」らしい駅伝の光景となった。
1区を首位で通過した東洋大学の山本修二と5秒差の5位で鶴見中継所をスタートした鈴木健吾主将。青山学院大の一色恭志、順天堂大学の塩尻和也が途中トップを取るも、9キロ過ぎに鈴木が飛び出してトップをそのまま走り、歴代8位の好タイムで3区につないだ。2区・戸塚中継所の通過順位と区間記録は、1位=鈴木健吾・神奈川大学(1時間7分17秒)、2位=一色恭志・青山学院大学(1時間7分56秒)、3位=工藤有生・駒澤大学(1時間8分9秒)となった。
2日目の復路は、箱根町・芦ノ湖駐車場入口を8時に出発。横浜駅周辺を正午頃に通過し、大手町・読売新聞社前には13時30分頃に到着する見込み。