横浜ベイスターズの新入団選手と尾花高夫監督らが12月6日、横浜市役所を表敬訪問した。
横浜ベイスターズにドラフト1位指名されたJFE東日本所属の須田幸太投手
横浜ベイスターズの加治隆雄社長の「今年はいろんなことがあったおかげで、まちを歩いていてもたくさんの人から声をかけられた。来季こそファンの皆様の期待にお応えできる最高級のチームを作りたい」というあいさつの後、ドラフト1位に指名されたJFE東日本所属の須田幸太投手(24)、2位指名の法政大学加賀美希昇投手(22)、3位指名の横浜高校出身でトヨタ自動車に所属する荒波翔選手(24)以下9人の選手がそれぞれ自己紹介をした。
出迎えた横浜市の大場茂美副市長は「いろいろなことがあったことで、かえってチームとファンや市民が一体となったのでは。各新入団選手はライバルでもあるので競い合って伸びてほしい。お客様は大きな夢を選手に対して抱いており、入場料を払って球場に来て下さるのだから選手はわずかなミスでも責められる。グラウンドやキャンプはもちろん、試合以外でもベイスターズの選手として誇りを持ってほしい」と激励のコメントをした。
尾花監督は、「ファンの期待はひしひしと感じている。それに応えるには勝つしかない。今年はまとまりに欠けた感もあったが、来季は全員が『フォア・ザ・チーム』の精神で一丸となって戦っていく。新入団選手については、新人といえど入団すれば既に選手なのだから投手はマウンドで、打者は打席で全力を注いでほしい。チャンスは待つのではなく、遠慮することなく奪い取ってほしい」と力強く語った。