スマートフォンのゲームアプリ「ポケモンGO」の配信が7月22日に始まり初めての週末、横浜公園にゲームをプレーをする人たちが集まった。
みなとみらい地区ではピカチュウ1,000匹が出現する「ピカチュウ大量発生チュウ!」が開催される
ゲームは、米国のゲーム開発会社「Niantic, Inc.(ナイアンティックラボ)」と「任天堂」(京都市)が共同開発。無料アプリをダウンロードすると、スマートフォンの位置情報機能を利用して、現実世界を舞台に、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりして遊ぶことができる。アメリカなどで7月6日にリリースされ、日本では7月22日に始まり、世界中で爆発的にユーザー数が増えている。
ゲームを進める上で最も重要なアイテムを入手できる「ポケストップ」が10カ所以上ある横浜公園は、公園全域がポケモンの出現ポイントとなっている。ポケストップでは、ポケモンを引き寄せることができる「ルアーモジュール」がたくさん使われているほか、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズの試合があったこともあり、スマートフォンを持った多くの人が訪れた。
仙台から訪れていた男性は「口コミでレアなポケモンが捕獲できると聞いてきた。仙台でも、こんなにたくさんのポケモンが捕獲できる場所はない。1時間ほどの滞在でレベルを2段階上げることができて嬉しい」と話していた。
また、横浜都心部では、横浜赤レンガ倉庫、山下公園、野毛山動物園、横浜駅西口周辺などでもスマートフォンを手に、「ポケモンGO」のゲームをする人たちが多く集まっている。
「ポケモン」は、ポケモン(発売当初は任天堂)から発売されているゲームソフトシリーズの名称で、「ピカチュウ」などのゲームに登場する架空の生物の総称でもある。「ポケットモンスター」シリーズは、「ポケモン」が生息する現実に似た世界で、ポケモンを自らのパートナーとして「ポケモン同士のバトル」を行う「ポケモントレーナー」たちの冒険を描くロールプレイングゲーム。ゲームボーイ用ソフトとして『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されたのは、1996年2月27日。
みなとみらい地区では8月7日~14日、「ピカチュウ大量発生チュウ!~今度はぬれるんだって???~」が開催される。横浜市と株式会社ポケモンが6月に締結した「コンテンツを活用したブランド力向上及び地域活性化に関する基本協定」に基づくく「ポケモン」を活用したシティープロモーション事業の一環。