神奈川県立歴史博物館(横浜市中区南仲通5)は、中区・西区の博物館を対象にした「ミュージアム・クイズラリーよこはま2012」を開催している。
同イベントは、博物館の魅力を広く伝えるために2003年から実施。対象施設でクイズノートを入手し、各施設で用意されたクイズを解くことで、ノートにスタンプを押印することができる。今年はロンドンオリンピックの開催にちなみ、「スポーツ」をテーマにしたクイズが出題される。
参加施設は、神奈川県立歴史博物館、岩崎博物館、神奈川近代文学館、JICA横浜海外移住資料館、日本郵船歴史博物館、横浜開港資料館、横浜人形の家など全15施設。
スタンプを集めると、参加賞(スタンプ3館分)=ノートホルダー、中間賞(スタンプ8館分)=各施設のミュージアムグッズ、全館賞(スタンプ全館分)=証明書とオリジナルボトルおよびミュージアムグッズが贈呈される。
関連イベントとして行われる学芸員による「ミュージアム・ツアー」では、各施設の説明を聞きながらクイズを解くことができ、次の館への移動の際には、周辺にある文化遺産についての解説も。内容は、山手・山下コース(8月21日)、万国橋周辺コース(8月28日)、日本大通りコース(8月29日)の3種類。
神奈川県立歴史博物館企画普及課の泉山花江さんは「クイズノートを片手に、みなとみらい~山手地区の博物館めぐりをしてみませんか。今年のテーマは『スポーツ』。頭でも楽しむ『スポーツ』クイズラリーでいろいろなスポーツを発見してください。クイズノートの提示で割引になる施設もありますので、ぜひご参加いただければ」と話す。
参加費は無料だが、スタンプの獲得には各館の入場料が必要。詳細はホームページ。8月31日まで。