「カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)」(横浜市中区新港2)の来場者が8月7日、300万人に達した。
同館は、インスタントラーメンの発明者である安藤百福が抱いていた「子ども達に発明・発見の大切さを伝えたい」との思いを引き継ぎ、日清食品ホールディングス(東京都新宿区)がカップヌードル発売40周年を記念して、2011年9月17日にオープン。楽しみながら学べる体験型ミュージアムとして親しまれ、2年11カ月で来場者300万人を達成した。
300万人目を飾ったのは、東京都町田市から家族4人で来館した佐藤巧(たくみ)くん(9歳)。記念セレモニーで、カップヌードルミュージアム館長の筒井之隆さんから記念品とカップヌードル1年分の目録が贈られた。
同館の来館100万人は2012年8月9日、来館200万人は2013年8月8日に達成している。
日清食品ホールディングス広報部の鶴丸さんは「おかげさまで毎年約100万人の方に来館いただき、3周年を迎える前に来館300万人を達成できた。これからも、子ども達の中にある想像力や探究心を芽吹かせて、育てていくようなお手伝いをしていきたい」と話している。
同館では8月末まで小学生以下の来場者に、8月25日に56回目のパースデーを迎えるチキンラーメンの「ひよこちゃん紙キャップ」をプレゼントしている。また、パシフィコ横浜で開催している「ヨコハマ恐竜展2014」の半券をチケット売り場で提示すると大人は入場無料、高校生以下はグッズプレゼントのキャンペーンを8月28日まで行っている。
開館時間は10時~18時(入館は17時まで)。火曜休館(祝日の場合は翌日休館。ただし、8月12日は営業、8月22日は臨時休業)。入館料は大人500円、高校生以下は無料(一部展示や飲食は別料金)。