特集

個室観覧席「スタースイート」でリモートワーク「ワーキングハマスタ」体験

  • 123

  •  
 横浜スタジアム一望の個室観覧席「NISSAN STAR SUITE(日産スタースイート)」でリモートワークが可能な特別企画「ワーキングハマスタ」が4月8日から実施されている。

 横浜スタジアムでナイター実施日の日中を開放するもので、当初は4月8日から21日まで5日程を実施、好評のため4月26日から5月26日までの9日程が追加発表された。


心地よい浜風を感じながらのリモークワーク、屋外球場ならではの開放感

本稿では実際に「ワーキングハマスタ」でリモートワークを体験したレポートをお届けする。

いざ「スタースイート」へ、いつもと違う入り口で

 スタースイートは、全室、グラウンドを一望できるバックネット裏スタンド上部に配置されている。


横浜スタジアム

 スタジアムの正面ゲートには入らず、右から、横の歩道を進んで回り込む。


スイート専用のエントランスに「ワーキングハマスタ」の案内

 中に入って受付をし、入場パスを受け取る。


受付横に展示されていた車


スタースイートは4階


いざ中へ


個室観覧席「NISSAN STAR SUITE」

 「スイート」の名に違わず、ゆったりとしたソファー、天井まで広がる大開口の窓。窓の外には、スタジアム一望の専用バルコニー。


室内でもバルコニーでも仕事可能

 仕事がはかどりそう!あるいは気分が盛り上がりすぎて、仕事が手につかなくなりそう!と、感情の持っていきどころにしばし悩むところ。

「ワーキングハマスタ」誕生秘話

 個室観覧室「日産スタースイート」、試合観戦時の料金は、8人部屋(23平方メートル)=330,000円~、30平方メートル(10人部屋)=440,000円~、16人部屋(49平方メートル、52平方メートル)=550,000円~で、試合時は、各部屋に横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ専属のサービスクルーが付き、料理の注文、配膳、取り分けなどのサービスを提供される。

 「ワーキングハマスタ」は、飲食の提供はなくペットボトル飲料の持ち込みのみが可だが、9時30分~15時30分の6時間利用可能で1人3300円と、料金比較だと100分の1以下で、同じ「スタースイート」での時間を過ごすことができるスペシャルプラン。


グラウンドの先にみなとみらいも見えるバルコニーからの景観はプライスレス

 企画を考案したのは横浜DeNAベイスターズが運営する会員制シェアオフィスとコワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB(以下CSL)」。CSLが実施する「スタジアム内外をもっと楽しむため」のアイデア会議「Next Ballpark Meeting」で「スタジアムを会議室やワークスペースとして使用したい」という声が多く寄せられたことをきっかけに実現した。


「Next Ballpark Meeting」#TOURISM 第1回トークセッションの様子 >過去記事リンク

 Next Ballpark Meetingは一般参加者とともに「試合開催日かどうかにかかわらず、スタジアム内外をもっと楽しむために自由なアイデアを広げるため」のミーティングプロジェクトで、2019年12月に始まった。


横浜市の有形文化財・旧関東財務局横浜財務事務所を活用したTHE BAYS

 「CLSってどんなところ?」と気になる人や、「15時半からナイター開始時刻の18時までも仕事したい」という人には、ワーキングハマスタ利用後に、横浜DeNAベイスターズの複合施設「THE BAYS」2階のCLSを18時まで通常の半額(1,000円)で利用可という特典もついている。


THE BAYS 2階の会員制シェアオフィスとコワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB」


内壁にもレンガが活かされているCSL

働くオトナのための、横浜DeNAベイスターズ「試合日をまるごと楽しむ」プラン

ワーキングハマスタと、DeNAや、DeNAベイスターズ、球場周辺の店舗を組み合わせると、ナイターのある日は一日まるごとベイスターズ気分のプランも立案可能。

働くオトナのための、横浜DeNAベイスターズ「試合日をまるごと楽しむ」プラン案
  •  1. 早朝はグラウンドでキャッチボール 選手気分ですっきり
  •  2. 朝から個室観覧席でリモートワーク 選手たちの姿も目撃
  •  3. 横浜公園を散歩してリフレッシュ 「THE BAYS」でもう一仕事
  •  4. ナイター観戦 球場で見たり、ライブビューイングしたり
  •  5. ちょっと一杯 ベイスターズファンとともに、〆のひととき

――7時~8時30分 朝はハマスタのグラウンドでキャッチボール

 横浜DeNAベイスターズはホームゲームでナイターの日は、ワーキングハマスタのほか、朝7時~8時30分にグラウンドを無料開放して、グラウンド内でキャッチボールができる「DREAM GATE CATCHBALL(ドリーム・ゲート・キャッチボール)」を実施している。早朝に体を動かして気分すっきり。

――9時30分~15時30分 個室観覧席で優雅に仕事

 午後になると、選手たちがグラウンドでウォーミングアップを始める姿がバルコニーから見られることもあるそう。貴重なシーンを見られたら、集中力もアップするかも。

――15時30分~18時 「THE BAYS」に移動し「CREATIVE SPORTS LAB」でもう一仕事

 「THE BAYS」は横浜公園のすぐ横に立地しているので、スタジアムの個室観覧席からへの移動は、公園を通って散歩気分でリフレッシュ。


室内のテントスペースでも仕事ができるCSL

――18時~ゲームセット チケットがあれば球場で試合観戦、なければ「&LIVE」でライブビューイング

 ライブビューイングは5月12日にオープンしたDeNA直営店舗「&LIVE」(アンドライブ)が球場至近。263インチ大型LEDビジョンと、120インチのプロジェクター2機を設置。横浜DeNAベイスターズの試合中継ライブビューイングとともに、スタジアムのMC経験者がPAブースから場を盛り上げるなどの演出も。

――試合後または二次会 大洋ホエールズ時代からの球団ファンが店主の「まるは」

 大洋ホエールズ時代からのファンが店主の「まるは」では、アットホームなファン同士の交流を楽しむことができる。こちらにも4方向音響の120インチ高画像プロジェクターが設置されていて野球中継も行われている。

ワーキングハマスタ、今後の実施日

5月の実施日は20日、24日、25日、25日。6月については未発表のため、25日までの可能性もある。訪れてみたいときは事前予約をお忘れなく。

ワーキングハマスタ公式サイト
ワーキングハマスタ presented by CSL 4月追加日程&5月開催決定!https://www.baystars.co.jp/news/2022/04/0416_02.php
  • はてなブックマークに追加

ヨコハマ経済新聞VOTE

あなたやあなたの関わるイベント・店舗などは、これまでに何回ヨコハマ経済新聞に掲載されたことがありますか

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース