心地よい浜風を感じながらのリモークワーク、屋外球場ならではの開放感
本稿では実際に「ワーキングハマスタ」でリモートワークを体験したレポートをお届けする。
スタースイートは、全室、グラウンドを一望できるバックネット裏スタンド上部に配置されている。
横浜スタジアム
スタジアムの正面ゲートには入らず、右から、横の歩道を進んで回り込む。
スイート専用のエントランスに「ワーキングハマスタ」の案内
中に入って受付をし、入場パスを受け取る。
受付横に展示されていた車
スタースイートは4階
いざ中へ
個室観覧席「NISSAN STAR SUITE」
「スイート」の名に違わず、ゆったりとしたソファー、天井まで広がる大開口の窓。窓の外には、スタジアム一望の専用バルコニー。
室内でもバルコニーでも仕事可能
仕事がはかどりそう!あるいは気分が盛り上がりすぎて、仕事が手につかなくなりそう!と、感情の持っていきどころにしばし悩むところ。
個室観覧室「日産スタースイート」、試合観戦時の料金は、8人部屋(23平方メートル)=330,000円~、30平方メートル(10人部屋)=440,000円~、16人部屋(49平方メートル、52平方メートル)=550,000円~で、試合時は、各部屋に横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ専属のサービスクルーが付き、料理の注文、配膳、取り分けなどのサービスを提供される。
「ワーキングハマスタ」は、飲食の提供はなくペットボトル飲料の持ち込みのみが可だが、9時30分~15時30分の6時間利用可能で1人3300円と、料金比較だと100分の1以下で、同じ「スタースイート」での時間を過ごすことができるスペシャルプラン。
グラウンドの先にみなとみらいも見えるバルコニーからの景観はプライスレス
企画を考案したのは横浜DeNAベイスターズが運営する会員制シェアオフィスとコワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB(以下CSL)」。CSLが実施する「スタジアム内外をもっと楽しむため」のアイデア会議「Next Ballpark Meeting」で「スタジアムを会議室やワークスペースとして使用したい」という声が多く寄せられたことをきっかけに実現した。
「Next Ballpark Meeting」#TOURISM 第1回トークセッションの様子 >過去記事リンク
Next Ballpark Meetingは一般参加者とともに「試合開催日かどうかにかかわらず、スタジアム内外をもっと楽しむために自由なアイデアを広げるため」のミーティングプロジェクトで、2019年12月に始まった。
横浜市の有形文化財・旧関東財務局横浜財務事務所を活用したTHE BAYS
「CLSってどんなところ?」と気になる人や、「15時半からナイター開始時刻の18時までも仕事したい」という人には、ワーキングハマスタ利用後に、横浜DeNAベイスターズの複合施設「THE BAYS」2階のCLSを18時まで通常の半額(1,000円)で利用可という特典もついている。
THE BAYS 2階の会員制シェアオフィスとコワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB」
内壁にもレンガが活かされているCSL
ワーキングハマスタと、DeNAや、DeNAベイスターズ、球場周辺の店舗を組み合わせると、ナイターのある日は一日まるごとベイスターズ気分のプランも立案可能。
――7時~8時30分 朝はハマスタのグラウンドでキャッチボール
横浜DeNAベイスターズはホームゲームでナイターの日は、ワーキングハマスタのほか、朝7時~8時30分にグラウンドを無料開放して、グラウンド内でキャッチボールができる「DREAM GATE CATCHBALL(ドリーム・ゲート・キャッチボール)」を実施している。早朝に体を動かして気分すっきり。
ハマスタの「芝生がこんなに柔らかいとは思わなかった」!
— ヨコハマ経済新聞 編集部 (@hamakei) April 27, 2022
▽ 横浜スタジアムのグラウンド開放 キャッチボール楽しんでhttps://t.co/5kxX7m9E9o#横浜 #ベイスターズ #キャッチボール #入場無料 #朝活
――9時30分~15時30分 個室観覧席で優雅に仕事
試合時には33万円の個室観覧席「日産スタースイート」をリモートワークに開放、お値段なんと3300円から!
— ヨコハマ経済新聞 編集部 (@hamakei) May 19, 2022
▽横浜スタジアム一望の個室観覧席でリモートワーク「ワーキングハマスタ」https://t.co/0Y7NZljZSd#横浜 #スタジアム #リモートワーク #ワーキングハマスタ #スイート
午後になると、選手たちがグラウンドでウォーミングアップを始める姿がバルコニーから見られることもあるそう。貴重なシーンを見られたら、集中力もアップするかも。
――15時30分~18時 「THE BAYS」に移動し「CREATIVE SPORTS LAB」でもう一仕事
「THE BAYS」は横浜公園のすぐ横に立地しているので、スタジアムの個室観覧席からへの移動は、公園を通って散歩気分でリフレッシュ。
室内のテントスペースでも仕事ができるCSL
――18時~ゲームセット チケットがあれば球場で試合観戦、なければ「&LIVE」でライブビューイング
ライブビューイングは5月12日にオープンしたDeNA直営店舗「&LIVE」(アンドライブ)が球場至近。263インチ大型LEDビジョンと、120インチのプロジェクター2機を設置。横浜DeNAベイスターズの試合中継ライブビューイングとともに、スタジアムのMC経験者がPAブースから場を盛り上げるなどの演出も。
今夜はプレオープンでドリンク1杯無料!スタジアムMC経験者がPAブースから場を盛り上げるシーンも!
— ヨコハマ経済新聞 編集部 (@hamakei) May 10, 2022
▽DeNAがライブビューイングアリーナの先駆けとなる直営店「&LIVE」https://t.co/Hu1K6QNJ2o#横浜 #DeNA #ベイスターズ #新規開店 #スタジアム至近
――試合後または二次会 大洋ホエールズ時代からの球団ファンが店主の「まるは」へ
大洋ホエールズ時代からのファンが店主の「まるは」では、アットホームなファン同士の交流を楽しむことができる。こちらにも4方向音響の120インチ高画像プロジェクターが設置されていて野球中継も行われている。
球団名消滅から29年、「横浜大洋ホエールズ」を今に伝え、ベイスターズや野球を気軽に楽しむ店!
— ヨコハマ経済新聞 編集部 (@hamakei) March 20, 2022
▽「横浜大洋ホエールズ」がテーマの飲食店「まるは」 横浜スタジアムそばにhttps://t.co/Khc9bNaUnD#横浜 #DeNA #まるは #ベイスターズ #大洋 #ホエールズ
5月の実施日は20日、24日、25日、25日。6月については未発表のため、25日までの可能性もある。訪れてみたいときは事前予約をお忘れなく。