関内外OPEN!は、横浜・関内外エリアを中心に活動するクリエイターのネットワークから生まれる、横浜らしい活動を発信するイベント。14回目の開催となる今回は《出航!スタジオツアーズ》をテーマに、横浜・関内外エリアのキーマンとなるクリエイターがコンダクターとなり、アトリエや拠点などを紹介する“スタジオツアー”を開催する。
デザイナーや建築家、アーティストなど、国内外問わず活躍するクリエイターが多く拠点を構える横浜。第一線で活躍する彼らの仕事は、地域経済・観光・環境・福祉・教育等さまざま分野にわたり、私たちの生活につながっている。クリエイターが普段どんなことをやっていて、社会とどう関わっているのか。あまり知られていないクリエイターの活動を身近に感じることができる。
http://kannaigai.yafjp.org/kannaigai14/
主催する関内外 OPEN!14 事務局事務局の代表幹事でメイン会場のデザインも手掛ける小泉瑛一さん(about your city)は、「今年は横浜・関内の港性を意識して企画した。いろいろな人や事が出入りする港町。メイン会場は、空き地を開き、その場を港に見立て、各クリエイターのスタジオへと出航する」と話す。
同じく代表幹事の安食(あんじき)真さん(studio nibroll)は「クリエーターがどんなことをやっているのか、どんな人なのか、見て知ってつながれるようなイベント。近隣の人のほか、学生や、クリエーティブなことに興味がある人たちにも来てほしい」と参加を呼び掛ける。
横浜のクリエイティブな空間やアトリエを紹介する15のガイドツアーの一部を紹介する。
○「本にまつわる関内駅周辺ツアー」
本の編集・デザイン・出版を行うオフィスやブックカフェ・書店など、さまざまな本にまつわる場所を訪ねるツアー。
日時:10月1日(土)13:00~15:00
コンダクター:齊藤真菜
フリーライターとして地域の文化・商業情報について執筆する傍ら、西区・藤棚商店街のシェアカフェ「藤棚デパートメント」内で間借り本屋「Arcade Books」を運営。食やデザイン、地域、植物、映画等に関する本をセレクト・販売しています。
訪問先・参加予定クリエイター:kita.、voids、モクシュラ、クラフトワークス、Archiship Library & Cafe、相澤事務所、三浦佑介さん&佐藤恵美さん
○「泰生ビル・泰生ポーチ 入居者のスタジオを巡るツアー」
関内さくら通りに面する泰生ビル・泰生ポーチには、さまざまなクリエイターが集まり、まちに新たな魅力と繋がりを発信し続けています。その入居者のスタジオを、ガイドが紹介していく。
日時:10月1日(土)14:00~16:00
コンダクター:瀧脇信
1997年生まれ。2021年一般社団法人からこそBOXを設立。移動式屋台カフェの運営を通じて、気軽に地域の方々のちょっとした相談事に耳を傾け、お話しができるような息抜き相談の屋台カフェを目指します。カフェ以外の屋台の活用方法を考えています。
https://karakosobox.studio.site/
訪問先:からこそBOX、ピクニックルーム、似て非works、さくらWORKS<関内>、THE RABBITS' BASE/ブレ恋制作実行委員会
○「てくてく下横 横浜の下町 末吉町・若葉町・横浜橋をあるく」
よく知っている「ヨコハマ」の、すこし内側。レトロな映画館や昔ながらの商店街などローカルなまちの魅力を味わえる地域があります。今回は「多様性が同居している」下町エリアのアートスポットを巡ります!
日時:10月2日(日)14:00~16:00
コンダクター:小林璃代子(下町編集室OKASHI代表)
訪問先:下町編集室OKASHI、似て非WORKS、若葉町ウォーフ、シネマ ジャック&ベティ
○「ミナトノアート2022『ミナトノARアートフェスティバル』」
アジア最大規模のソーシャルARアートフェスティバル。街なかでスマホをかざすと突如あらわれるAR(仮想現実)の巨大アート。最新のデジタルアートで横浜の街をつなぐ。ミナトノアート2022のプレ企画として10月1日より開催する。ツアーでは2人のARアーティストが各作品を紹介してまわる。Instagramを使用する。
https://minatonoart.jp/
日時:10月2日(日)13:00~15:00
コンダクター:Kenxxxooo、Petrichor Anji Kato
アーティスト:Kenxxxooo、Petrichor Anji Kato、Kuno Fall ASpeep、OMEGA他計11人
スタジオツアーズのタイムスケジュール
旧横浜市庁舎に隣接した「関内えきちか広場」は、横浜市による公共空間の活性化の取り組み「関内えきちか未来プロジェクト」の一環で期間限定で設けられた空き地。そこに、横浜の街へ繰り出していきたくなる”港”のような場所をつくり、「ふ頭」をイメージしたパビリオンが出現する。
また、学生との共同事業「50組×20mの波止場」をはじめ、本屋や屋台カフェが出店する。スタジオツアーに参加する人もそうでない人も楽しむことができる空間では、トークイベントも行われる。
会場パビリオンイメージ
会場パビリオン設計:SCALA Design Engineers 村上翔+タナカマミヤアーキテクツ田中麻未也
会場コンテンツ
①50組×20mの波止場
TDL architects 田野耕平+神奈川大学建築学部上野研究室+日本工学院八王子専門学校学生有志
②LOCAL BOOK STORE kita.|POPUP STORE
Mass×Mass 関内
③tocotoco屋台カフェ
一般社団法人からこそBOX
④トークイベント
「関内外OPEN!とは?14年の振り返りと未来に向けてのトーク」
「横浜拠点、地方でも活動しているクリエイターが、改めて感じている横浜らしさ」
【開催概要】 ○日程 2022年10月1日(土)、2日(日)各日10時~17時 ○会場 関内えきちか広場(地下鉄ブルーライン関内駅1番出口横の広場/横浜市中区尾上町2-26周辺) 各クリエイターのスタジオ等 ○参加クリエイター 市内で活動するアーティスト、クリエイターおよそ90組 ○料金 入場無料(スタジオツアーズ参加費は500円) ○主催 関内外OPEN!14事務局(関内外クリエイターズ、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団) ○共催 横浜市文化観光局 ○協賛 Peatix 株式会社ココラボ http://kannaigai.yafjp.org/kannaigai14/ |
◎参加クリエイターは96組(9月21日現在)
相澤事務所 / 晃子てるぬま / アキナイガーデン / アートスペース『と』関内 / アトリエ・モビル / アルケリス / 飯田善彦建築工房 / 梅干しサワー専門店 / 悦計画室 / オンデザイン イッカイ / オンデザインパートナーズ / 加藤甫 / 神奈川大学建築学部上野研究室 / からこそBOX / 木下直人+片桐三佳 / クラフトワークス / 小泉明郎 / ことぶき協働スペース / コトラボ / 横浜コミュニティデザイン・ラボ / 齊藤真菜 / さくらWORKS〈関内〉 / 櫻井計画工房 / 佐藤翔平(くっくショーヘイ) / 佐野屋本店 / サンキャク / 下町編集室OKASHI/ シネマ・ジャック&ベティ /泰生ポーチフロント / 竹本真紀 / ディアベリー / ときにわ / 中瀬俊介 / 似て非WORKS / 日本工学院八王子専門学校学生有志 / ニューヤンキーノタムロバ / 野毛山kiez / 野毛ちかみちメディア広告 / ピクニックルーム / ファブラボ関内 / フィルズ / ブリッヂ / 前田篤伸建築都市設計事務所 / 松村 レイチェル みずき / マツモトコーヒーロースターズ / モ・クシュラ / 横浜ビール / 吉田ゆう /ライトハウス / ルーヴィス / 若葉町ウォーフ / 渡辺 篤 / 14product / 7artscafe / abanba / about your city / Arcade Books / Archiship Library & Cafe / Art Connect Yokohama / BALANCE FLOWER SHOP -KITANAKA- / CHA / Contemporaries / Designbase / G Innovation Hub YOKOHAMA / Gallery+Sushi三郎寿司あまね / Goozen / I'm home / Kenxxxooo / kita. / kitafuku / kiyomi's antiques / Kuno Fall ASpeep / LAUNCH PAD GALLERY / LOCAL GOOD YOKOHAMA / LOOVIC / mass×mass関内 / MOZMENE / N and R Foldings Japan / NUMBER NINE BREWERY / ODIODI / OMEGA / Petrichor Anji Kato / REVO BREWING / ROUROU / SCALA Design Engineers / shubidua / SITE BAY YOKOHAMA / STGK Inc./ studio nibroll+lab. / SUZUKIMI / TDLアーキテクツ / THE DARKROOM INTERNATIONAL / THE RABBIT'S BASE/ブレ恋制作実行委員会 / tokiwa202 / tote architects LAB / voids edit+design / YOKOHAMA SEASIDER MAGAZINE / YONG architecture studio ほか