2024年6月1日・2日、第43回横浜開港祭が開催されている。横浜開港祭とは・・・紹介文を開港祭公式サイトより一部抜粋すると・・・
--横浜は、日本の開国の先駆けとして開港し、1859年の開港当時戸数101戸、人口482人の小さな村でした。開港を機に、文化・経済の交流拠点として発展し、165年の時を経て今では約180万戸、人口約377万人を有する大都市となりました。現在も開港当時の文化を受け継ぎ、世界の人々が集まる交流拠点都市とし発展を続けております。
--“Thanks to the Port”「開港を祝い、港に感謝しよう」という不変のテーマのもと市民、企業、関係諸団体、ボランティアとのパートナーシップを常に念頭に置いてまいります。横浜港の開港により大きく発展し続け、変わりゆく社会課題にも対応して誰でも参画できるような市民祭を目指し、サブタイトルを ~ いつもここから なにかがはじまる ~ と選定致しました。
毎年6月2日の「開港記念日」が日曜日と重なった2024年。「数えきれない」そんな言葉を使いたくなるほど、6月1日・2日に多くのコンテンツが用意されている。
日本丸メモリアルパークで、キャンドルアートの「横浜開港祭」
臨港パークメインステージでは、横浜開港祭親善大使の衣装を振り返りながら開港祭の歴史を振り返る「タイムスリップファッションショー」や、世界のダンスステージ、横浜開港祭アンバサダーで「ももいろクローバーZ」の高城れにさん・加藤礼愛さん・「湘南乃風」などのライブが行われた。
6月1日のスケジュール
横浜開港祭親善大使による横浜市歌のダンスステージは会場を巻き込んで元気いっぱい。
世界のダンスステージ
湘南乃風のステージのころには会場は満席。
湘南乃風
客席
もうひとつのステージ「日本丸メモリアルパーク」でも、横浜DeNAベイスターズのマスコット&オフィシャルパフォーマンスチームdianaステージなど華やかなショーが展開。
夜になるとエコキャンドルによる「横浜開港祭」の文字が浮かび上がった。このキャンドルは飲食店などで廃棄される予定の「廃油」を使って制作されたものだという。
約500個のエコキャンドルによる「横浜開港祭」の文字
子どもたちが描いたカバーを灯りに被せて
開港祭のコンテンツは「ステージ」「ランド」「マリン」に分類されている。続いては「ランド」の中のひとつを紹介したい。
臨港パークの北側の「耐震バースエリア」では、EVサイクル試乗&白バイ記念撮影会と、横浜市消防局プレゼンツの「防災教室」を実施。多くの子どもたちで賑わっていた。
ドラゴンハイパー(消防車)の展示と、バッテリーカー(ミニ消防車)の乗車体験も
白バイ体験は1日のみ
「マリン」コンテンツからも、ひとつ。
ぷかりさん橋のあたりを歩いていると「水中ドローン」と遭遇した。
公式サイトによるとこれが「水中ドローン」
子どもを対象とし、海のゴミに関する講義を行なった後に、水中ドローンの操作体験をしてもらい、実際に海の中を見てもらっているという。
操作した「水中ドローン」で見る水中の様子をディスプレイに映し出す
東洋船舶工業の担当者が操作してみせてくれた
海の底の様子や
透明な動く何か。担当者によると「ユウレイボヤ」という生き物だそう
最後にドローンを引き上げて、終了。
横浜開港祭初日を振り返ってみたが、ステージイベントは2日目も盛りだくさん。クライマックスは、19時30分~20時に臨港パーク前海上で「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社プレゼンツビームスペクタクルinハーバー」が光と音と花火を融合させ開港記念日を祝う。
さらに20時~20時20分は2年ぶりにドローンショーが復活。夜空に1000機のドローンを飛ばし、第43回横浜開港祭のラストを盛大に飾る。
6月2日のスケジュール
海、陸、ステージでの数多くのコンテンツを公式サイトのコンテンツ一覧を見ながら、年に一度の横浜開港祭を楽しみたい。
ヨコハマ経済新聞編集部 + 紀あさ + 小山大介