JTBパブリッシング(東京都江東区)から、神奈川県すべての市区町村の「おでかけ情報」をガイドする「るるぶ まちといろ 神奈川」(2,420円)が3月14日に発売された。
神奈川県全市区町村すべての「まち」の魅力や自慢にスポットを当て、横浜エリアでは、ガイドブックでよく取り上げられる中心部だけでなく全18区のみどころに言及。ヨコハマ経済新聞編集部と、各区の地元密着ライターでは取材班を組んで、18区のうち14区を担当した。本稿では、同書を執筆した横浜のライターを紹介する。
旅行ガイド「るるぶ」は、「見る・食べる・遊ぶ」の語尾をとった造語。るるぶの新シリーズ「まちといろ」は2024年7月に第一段として埼玉版を創刊、シリーズ名の意味は「まち」と「十人十色」(それぞれに違うこと)とを掛け合わせた。神奈川は全国2番目の展開で「まちといろ 神奈川」では「知る・深まる・神奈川LOVE(らぶ)」な情報も盛り込んだ。
「知る・深まる・神奈川LOVE(らぶ)」な情報もたっぷり盛り込んだ。
ヨコハマ経済新聞編集部とともに、瀬谷区のローカルメディア「マッチメディア瀬谷」、金沢区でラジオを運営する「わたしたち」など、各区に根差したライターと協力して執筆。掲載施設を考えるにあたっては「横浜好き」な人たちのネットワーク「I LOVE YOKOHAMA」の協力を得た。各区の担当ライターは以下の通り。
ヨコハマ経済新聞編集部は中区・西区を中心に全エリアの物件ピックアップも担当。プロジェクトリーダーは、紀あさ。メンバーは、杉浦裕樹、石毛咲恵、三澤一孔、大宮雅智、宮島真希子
ヒトコト 「中区・西区を主に担当しました。まちといろ神奈川の中でも、横浜市中区はもっとも多い14ページにもわたっており、まさに横浜の顔! 横浜中華街や山手、バー文化など、よく知られる横浜について深掘りしたり、名店や個性的なお店を紹介したりなどと併せて、「小学校に水族館」があるという編集部でも初めて訪れるような場所もありました。横浜中区の何か新しい顔と出合うきっかけになれたらうれしいです」
青木直哉 横浜に生まれ育って30年以上の翻訳・通訳者/ライター/ジャグラー。
石井広子 出版社、新聞社、インドネシアで日本語教師を経てフリーライター。
ヒトコト(石井) 「中区のバーを担当しました。横浜を代表するバーの歴史から、新進気鋭のバーまで、しっぽりと呑むのにぴったりな場所紹介しています」
猪上杉子
内島美佳 フリーランスのライター。ヨコハマ経済新聞で執筆する他、スタートアップ企業の紹介コンテンツの制作も。ノンアルコール文化をもっと楽しむメディアを企画中。
ヒトコト 長年住んでいる神奈川区を担当いたしました。自身がいつもよく行っている場所をオススメすることもできたし、行ったことのない素敵な場所を取材することもできたし、とても楽しかったです。実は横浜駅のすぐ北からもう神奈川区なんですよ。これを機に神奈川区がもっと盛り上がりますように!
小林幸江 横浜市南区在住のライター。横浜みなと映画祭のスタッフ。
ヒトコト 南区、港南区、磯子区を担当しました。このエリアは住宅と商店が混在していて、生活に密着した個性的なスポットが多いのが楽しいところ。誌面では、皆さんご存知の有名なお店もたくさん紹介しているのですが、できるだけ取材で聞いたからこそわかったネタを入れ込んで、新たな発見があるページにしたい!と思いながら制作しました。ぜひ横浜、神奈川の魅力を再発見していただけましたら!
木村郁子
マッチメディア瀬谷 横浜市瀬谷区の魅力を発信するローカルメディア。おすすめのスポットや、特産品、地元で活躍する人など、あらゆる角度から瀬谷区の魅力を伝えしている。
メンバー 北薗航平、坂本奈々、高松夕莉、山中楓果、保手心寧、遠藤詩織、北薗希
ヒトコト 瀬谷区を担当いたしました。瀬谷区は2年後に開催が迫った「GREEN × EXPO 2027」の舞台となるまちです。今回は「GREEN × EXPO 2027」の紹介はもちろんのこと、瀬谷区の魅力的なお店やおすすめスポット、イベント等をたくさん紹介しています。ぜひ楽しんで頂けたら嬉しいです。
Yocco18 オリジナルの横浜18区キャラクターを活用した地域魅力発見プロジェクトとして、2020年より活動を開始。企業や行政、商店街、店舗、公共施設等と連携したシティプロモーション企画や地域学習支援を行う。X(フォロワー2.8万人)で毎日情報を発信しているほか、地域を楽しむファンクラブを運営。社会科見学ツアーやまち歩きなどの企画を通し、Z世代の若者を中心にまちのファンを増やすコミュニティづくりに注力。“身近な地域を知り、楽しむ人を増やす”がコンセプト。
メンバー 遠藤望、坂口祐太
ヒトコト 担当させていただいた旭区と栄区は、横浜自然観察の森や里山ガーデン、よこはま動物園ズーラシアなど、横浜市を代表する自然のアクティビティが充実した区であります。取材を通じて、改めて横浜市は自然や緑が身近な都市であることを実感しました。また、鎌倉時代に活躍した武士・畠山重忠に関係する史跡や、横浜市埋蔵文化財センターといった歴史を知るスポットなど、その土地ならではの観光資源も取り上げることができました。 本書を通して、港だけでない横浜の市域の多様な魅力に触れていただければと思います。
あらいきよてる
齊藤真菜、一柳亮太、松本裕美枝 泉区に携わり始めて4年のライターと、地元在住ライター2人で担当
ヒトコト 馴染みのある場所もあれば、今回の取材をきっかけに初めて訪れる場所もあり、改めて幅広い泉区の魅力を認識しました。紹介スポットが広範囲にわたりなかなか足を伸ばしづらいかもしれませんが、最近はシェアサイクルなども充実してきているので、ぜひ活用しながらあちこち回ってみてください!
株式会社わたしたち
メンバー 竹岡望、水谷泰子、間橋友子 、松井美智子、加藤竜男、広瀬喜美江、上野さやか、神田まい