神奈川県民ホールギャラリー（横浜市中区山下町3）で現在、5人の若手作家によるグループ展「5Rooms － 感覚を開く5つの個展」が開催されている。

丸山純子さんの作品《名もなき船のモニュメント》

　作品と向き合い「心に響くか」という直観に従って作家を選んだという今回の展覧会では、出和 絵理さん、染谷聡さん、小野耕石さん、齋藤陽道さん、丸山純子さんら5人の若手作家の作品約70点を、作家ごとに部屋を分けて展示。拾った木の枝を漆で仕上げた小さな作品から、会場の広さを生かした船の大型インスタレーションなど、さまざまな表現手法の新旧作品が楽しめる。

　同展の担当者は「心に素直になって、感覚を開いてみる機会になれば」と話す。

　展示は1月21日まで。開館時間は10時～18時（入場は17時30分前まで）。入場料は一般700円、学生・65歳以上500円、高校生以下無料。