帆船日本丸・横浜みなと博物館(横浜市西区みなとみらい2)で1月22日、87回目の「帆船日本丸進水記念祭」が開催される。
帆船日本丸は、1930年に船員養成のために建造され、1月27日に進水87周年を迎える。また、1985年に国指定重要文化財としてみなとみらい21地区、旧横浜船渠(せんきょ)1号ドックに係留され船内の公開を始めてから4月28日で32周年を迎える。
記念祭では、帆船日本丸の誕生日を祝い、帆船日本丸と横浜みなと博物館を特別に無料公開するほか、乗船した先着1,000人に日本丸の焼印入りの餅をプレゼントする。そのほか、サンデーペーパークラフト教室(横浜みなと博物館)、横浜のご当地ヒーロー・横浜見聞伝スター☆ジャン ショー(日本丸メモリアルパーク)、フリーマーケット(日本丸周辺)も実施。同日、日本丸の船首から船尾まで国際信号旗を飾る満船飾(まんせんしょく)も行う。
帆船日本丸記念財団・JTBコミュニケーションデザイン共同事業体の担当者は「船が初めて海に浮かぶ進水は船の誕生日。歴史がつまった船内と、横浜港150年の歩みを紹介する博物館をこの機会にご見学いただけたら」と話す。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。