横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1)で1月26日、次世代振付家を育成するダンスフェスティバル「横浜ダンスコレクション2017」が開幕する。
横浜ダンスコレクションは「若手振付家の発掘と育成」と「コンテンポラリーダンスの普及」を目指し、1996年にスタートしたダンスの祭典。22回目を迎える今年は、昨年横浜美術館で開催した企画展「BODY / PLAY / POLITICS」と連携した共通テーマで、世界的に活躍するアーティストによる作品上演や、アジアのダンスフェスティバルとの協働プロジェクトを基軸に、アジアのダンスプラットフォームとして多彩なプログラムを展開する。
オープニングプログラムは、エロスとタナトスを超越し生命の根源を探求する、振付家でダンサーのダミアン・ジャレと彫刻家の名和晃平による「VESSEL yokohama」(26日~29日)。生と死、大地と生命の循環、その全てのバックグラウンドとなる「Vessel」(器/船)を基本概念に、舞台美術とダンサーの肉体との融合に挑む。出演は、森山未來、エミリオス・アラポグル、浅井信好、森井淳、皆川まゆむ、三東瑠璃、戸沢直子。
主催する横浜市芸術文化振興財団の担当者は「約4週間にわたり多彩なダンスの現在進行系が集まる。横浜で開催する国際的なダンスの祭典で、アジアのダンスの今に触れていただけたら」と話す。
会場は、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜にぎわい座 のげシャーレ(中区野毛町3)。各プログラムの料金など詳細はホームページから。2月19日まで。