認定NPO法人「国連WFP協会」(横浜市西区みなとみらい1)は5月14日、途上国の子どもたちの飢餓をなくすためのチャリティーウォーク「WFPウォーク・ザ・ワールド」を開催する。
リオ五輪のメダリストの松田丈志さんも「WFPウォーク・ザ・ワールド」に参加する
ウォーク・ザ・ワールドは、子どもたちを苦しめている飢餓をなくすために、2004年より世界各国で開催されているウォーキングイベント。飢餓問題への認識を高めるとともに、参加費の一部の募金を目的としており、昨年の開催時には4,658人が参加し、集まった4,374,800円の募金が国連WFP世界食糧計画の「学校給食プログラム」へ寄付され、およそ14万人の子どもに給食を届けた。
当日は臨港パーク(西区みなとみらい1)で9時30分から開会式を行い、5キロコース、10キロコースの2種類のウォークを行う。5キロは、臨港パークから赤レンガ倉庫を巡回。10キロは臨港パーク~赤レンガ倉庫~神奈川県庁~港の見える丘公園を巡回する。競泳選手で、リオ五輪の男子800メートル・フリーリレー銅メダリストの松田丈志さんもウォーキングに参加する。
スタート会場は臨港パーク。10キロコースは10時、5キロコースは10時30分にスタートする。定員は各コース2,000人で計4,000人。
参加費は一般1,500円(当日2,000円)。小学生は500円(当日800円)。参加者には記念品としてオリジナルキャップがプレゼントされる。未就学児は無料(募金、保険、参加記念品なし)。参加申込はWFPウォーク・ザ・ワールド専用ウェブサイトと電話で受け付ける。締切はインターネットが5月7日、電話が5月2日。
国連WFP協会の担当者は「赤レンガ倉庫や港の見える丘公園といった、横浜の名所を歩くコース。ぜひ気軽に参加して、途上国の子どもたちを給食で応援してほしい」と話している。
国連WFPの学校給食プログラムでは、慢性的栄養不良に陥っている子どもたちが健全に成長し、学び、貧困を克服できるよう、途上国の学校で毎年およそ2,000万人の子どもたちに給食を届けている。