横浜港大さん橋国際客船ターミナルに4月11日、オランダ船籍の客船「フォーレンダム(VOLENDAM)」が入港する。
横浜発祥のドラムパフォーマンス集団「鼓和」が歓送演奏を披露する
フォーレンダムは、1999年7月に就航した、米国のホーランド・アメリカライン社が運航する5つ星のプレミアム客船。61,214総トン、全長237.91メートル、乗客定員は1,432人で、606人のクルーが乗船する。
同船の装飾テーマは「花」で、船内に生花が飾られるほか、絵画や彫刻、壁紙の刺繍など、花をモチーフにした装飾が施されている。海側キャビン以上の客室はすべてバスタブ付き。多くの美術品やアンティーク家具を配した船内は重厚な雰囲気で、船上美術館という異名も持つ。船名はオランダの観光地・港町の地名に由来する。
今回は「日本・韓国14泊15日」として、11日6時30分に大さん橋に着岸し、18時に横浜港を出航。大阪、那覇、石垣島の後に、済州島と仁川(韓国)に寄港。その後、宮崎を経由して、25日7時に横浜港に戻る。
大さん橋国際客船ターミナル屋上で「フォーレンダム 2017年横浜発着クルーズ 出港記念セレモニー」として15時30分から関係者挨拶と花束贈呈などが、17時40分から横浜発祥のドラムパフォーマンス集団「鼓和」による歓送演奏が行われる。