バミューダ船籍の大型客船「Dawn Princess(ドーン・プリンセス)」が4月15日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)に入港した。
ドーン・プリンセスは、1997年に就航した豪華客船で、総トン数は77,441トン、全長261.31メートル、全幅32.25メートル、乗客定員は1,950人。同船は、2009年4月に横浜港に初入港し、今回が5年ぶり3回目の寄港となる。
4層吹き抜けの海が見えるアトリウム・ロビーを持ち、船内にはカジノ、ディスコ、スパなどの設備が整っている。インテリアにはチーク材や本革、真鍮(しんちゅう)、大理石などを使用。シアターやショーラウンジなどのエンターテインメント設備が充実している。
同客船は「中国と日本43日間」クルーズの一環で、3月16日にシドニーを出航した。寄港地は、ブリスベン~シンガポール~コサムイ(タイ)~フーミー(ベトナム)~ニャチャン(ベトナム)~香港~上海~釜山~京都舞鶴~金沢~青森~横浜~清水~アルタウ(パプアニューギニア)~シドニー~ブリスベン。乗客の9割はオーストラリア人。
本日23時に清水(静岡)に向けて出航する。19時30分から横浜市泉区を中心に活動をしている「岡津太鼓」による和太鼓による歓送演奏が行われる。
横浜港への2017年の客船入港は、過去10年で最多だった2013年の152回と同程度の寄港が見込まれている。