横浜・山下町に犬と飼い主のための大型複合施設「ワンコット」 介護・老犬ケアも

診療室を併設した「介護・老犬ケア」

診療室を併設した「介護・老犬ケア」

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 犬と飼い主のための大型複合施設「WANCOTT(ワンコット)」が4月23日、中区山下町のレイトンハウス横浜(横浜市中区山下町168)内にオープンした。

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 ワンコットは、犬のトレーニング、医療、リハビリ、フィットネスなど各分野の専門スタッフが連携し、犬と飼い主の「楽しみ」「学び」「健康」を総合的にサポートする大型複合施設。シブヤテレビジョン(東京都渋谷区)が運営する。

 コアスペースの階段を中心に、3階・4階すべての空間を自由に行き来できる回遊型の間取りで、延床面積は約3,300平方メートル。

 各施設は、3階=広さ約600平方メートルの全天候型屋内「ドッグパーク(ドッグラン)」、最大1泊34時間滞在が可能な24時間体制の「ホテル」(106室)、診療室を併設し、専属看護師が24時間体制で老犬と要介護犬を見守る「介護・老犬ケア」(55室)。4階=成長に合わせたトレーニング(パピークラス、成犬クラス)や個別レッスンを通じて問題行動の改善や社会化、穏やかな生活をサポートする「トレーニング」、獣医師と看護師によるカウンセリングのもとに適切な運動方法を指導する「リハビリ・フィットネス」、犬に関連する各種セミナーやイベントのほか会員同士の交流の場を提供する「コミュニティースペース」。

 料金は、ホテル=キャビンルーム7,800円(1泊2日)、スタンダードルーム12,000円(1泊2日)、デラックス・スイート21,000円~(1泊2日)。介護・老犬ケア=デイケア8,000円~/日、短期ステイ12,000円~/日、長期ステイ120,000円~/日など。ドッグパーク(10時~19時、1時間500円)は常駐ドッグトレーナーによる管理のもと天候に左右されず自由に走ることができる。

 建築家の野沢誠さんは「約千坪の大きな空間をゆったりと利用できるよう工夫し、犬にも人にもストレスフリーな空間をデザインした。施設内の素材にもこだわり、それぞれの犬の生活スタイルに合わせた照明、空調になっている。ここを拠点に日本の動物愛護に貢献できれば」と話している。

 レイトンハウス横浜3階・4階。

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