横浜を子育てに優しいまちづくりに取り組む「つながるハマベビプロジェクト」は5月14日、横浜高速鉄道「みなとみらい駅 」で「つながるハマベビ キャンペーン イベント」を実施する。
同プロジェクトは、乳幼児を連れた外出時などの子育て支援支援の一環として「ベビーの笑顔で街中みんなの笑顔が"つながる"レンタルベビーカー」事業を推進している
当日は、レンタルベビーカー(通称:ハマベビ)の試乗、ベビーカーを使ったみなとみらい駅から桜木町駅周辺の街歩きのほか、医療的ケア児と家族の支援に取り組むNPO法人ソルウェイズ(札幌市)の協力による子ども用車いす(バギー)の展示や、次世代型電動車いす WHILL(ウィル) の試乗などを行う。
同プロジェクトは、みなとみらい6丁目に研究・開発拠点「富士ゼロックスR&Dスクエア」を持つ、富士ゼロックス(東京都港区)の企業風土変革活動「バーチャルハリウッド・プラットフォーム」の一環として、社員の提案により誕生した。
同社の社員有志のほか、横浜市港北区で子育て支援活動に取り組んでいるNPO法人びーのびーの、子育て中のパパたちによる任意団体P35(パパサンゴー)などが協力し、みなとみらい地区の駅や大規模商業施設などにレンタルベビーカーを貸し出すポートを設置することを目指している。これまでに、レンタルベビーカー利用に関するニーズ把握などのためにアンケートなどを実施してきた。
プロジェクトを運営するつながるハマベビプロジェクト実行委員長の丸山耕輔さんは「新しいビジネスアイデアや社会課題解決の具現化に向け、組織や会社の枠にかかわらず仲間とともに実践していく活動が広がってきた。みなとみらい21地区からはじめ、横浜全体を子育てを応援していくような街にできたら」と話している。
会場はみなとみらい駅みらいチューブ(改札外コンコース)。開催時間は9時30分~17時。入場無料。