横浜DeNAベイスターズ(横浜市中区尾上町1)は、若手選手寮「青星寮」(横須賀市)で人気の「青星寮カレー」のレシピを横浜市内の学校給食実施校に提供。5月15日より順次、給食用にアレンジされ約20万人分の給食献立として提供していく。
ラミレス監督、黒羽根選手、下園選手が校庭に集合した全校生徒の前にサプライズで登場
この取り組みを記念して15日、ベイスターズのアレックス・ラミレス監督、黒羽根利規選手、下園辰哉選手が横浜市立豊岡小学校(鶴見区豊岡町27)にサプライズ訪問をした。
校庭に集合した全校生徒の前にラミレス監督ら3人がサプライズで登場。興奮する生徒たちの前で下園選手と黒羽根選手がキャッチボールを披露した。その後、体育館で開催された小学6年生と「夢を語る」特別授業を開催。監督や選手らが夢をかなえるためにしてきたことなどを語った。
給食の時間になると監督と選手は小学6年生の各教室に移動。生徒たちとの歓談を楽しみながら「青星寮カレー」を味わった。
提供された「青星寮カレー」は疲れを取りやすくする豚肉と玉ねぎを多めに使い、玉ねぎは飴色になるまで炒め、赤ワインやクミンパウダーを加えるなど本家の味を再現。豊岡小学校ではベイスターズにちなみ人参は星形に切られていた。
監督らが配膳してくれた「青星寮カレー」に、生徒たちからは「まろやかな味わい。玉ねぎが甘くておいしい」、「また食べたい」といった声が聞かれた。
ラミネス監督は「『青星寮カレー』は野菜がたくさん入り栄養価も高く、子どもたちも一緒に楽しめるカレー。こういうプロジェクトにベイスターズと関われたことは素晴らしいことだと思う」とコメントした。
カレーの提供は、食を通じた健康づくりを目的として、横浜市と横浜DeNAベイスターズが今年3月に結んだ「I☆YOKOHAMA」の一環として実施される。