相鉄ムービル ANNEX 1F(横浜市西区南幸2)に5月21日、横浜西口の未来を考え、実験していく新たな拠点「FUTURE PUB’LIC(フューチャー パブリック) ヨコハマニシグチ」がオープンした。
横浜ビブレ前の川にすむ小魚・カニ・エビ・ドジョウなどを展示する「西口ミニ水族館」
拠点の壁面には横浜駅周辺の大型都市模型が展示され、横浜西口の帷子川(かたびらがわ)流域にすむ小魚・カニ・エビ・ドジョウなどの生き物を展示する「西口ミニ水族館」、地域の情報や取り組みの記録などをストックする「西口の棚」を備える。広さは約18平方メートルで、さまざまなイベントや展示などを行っていく。
横浜西口の活性化を目指し、さまざまな人々が出会い、交流しながら「まちの未来を一緒に創り育てていく」ための開かれた場として、一般社団法人横浜西口エリアマネジメント(西区南幸2)が運営していく。
運営する横浜西口エリアマネジメントは、横浜駅西口地区の地元商店会、自治会、西区役所、相鉄グループなどが「人が集まる、明るく元気のある街づくり」をテーマとして2014年6月に設立した「横浜西口元気プロジェクト」が前身で、これまでに、夏まつりやハロウィン、スポーツGOMI拾い大会などを実施してきた。
オープンを記念し、これまで横浜駅西口地区で行ってきた活動の写真と、活動を通してさまざまな人々から集めた街に対する思いなどの意見「西口VOICE」を展示している。また、期間中、来場者から新たな「西口VOICE」を集めている。開催日時は、5月31日まで(5月28日を除く)の13時~17時。入場無料。
オープニングウィークにあわせ、26日には来場者とともに横浜駅西口エリアの未来を語り合い、まちの声を集める「ニシグチ VOICE BAR」(18時~21時、参加費無料)を、29日には横浜西口の水辺の未来を語り合う「ミズベリング横浜西口ナイト」(18時30分~21時30分、参加費1,000円)が行われる。
横浜西口エリアマネジメント事務局の前原洋平さんは「相鉄ムービルに誕生した新拠点は『まちの未来の実験室』として、外国人との交流を図る『インバウンド』、高校や大学などと連携した『若者との協働』、水辺の活性化を目指す『ミズベリング』などのプロジェクトのベースとして活用していきたい」と話している。
同プロジェクトでは、イベント運営サポートや、地域情報の発信などに参加することで、横浜西口エリアの未来を創り育てていく「地域活性化サポーター」を募集している。詳細は、「横浜西口元気プロジェクト」のfacebookページで。