横浜駅西口に6月1日、日本酒を常時約100種類そろえる立ち飲みバー「名酒センター横浜」(横浜市西区南幸2)がオープンした。
オーナーのブライアン・ハトーさんは、アメリカ・サンフランシスコ出身。金融関係やホテルでのセールスマーケティングの仕事を経て、日航ホテルで働いていた時に日本人の親切さに触れ、移住を決心したという。日本酒セミナーを世界各国で行っている日本酒伝道師のジョンゴントナーさんに師事後、日本酒アンテナショップ「名酒センター」(東京都港区)ののれん分けという形で自身の店を開業した。
名酒センター横浜では、東京本店と同じ約40の蔵元から常時約100銘柄を入荷し、一杯300円~600円で提供。冷蔵庫から飲みたい酒を1~3本選んで席に持って来てスタッフに注いでもらうキャッシュオンスタイルとなっている。店舗面積は約20平方メートル。
提携する蔵元は、あさ開(岩手県)、石本酒造(新潟県)、竹田酒造店(新潟県)、八海醸造(新潟県)、高井酒造(群馬県)、久保田酒造(広島県)など。
海外からの旅行客や、英語を学びたい日本人向けに、日本酒について英語で学べる約2時間のプライベートレッスンも実施する。
ブライアンさんは「なかなか飲めない珍しい銘柄をたくさんそろえている。日本語はまだ勉強中だが、日本酒の魅力を外国人にも広め、日本酒好きな皆さんと交流していきたい」と話している。
営業時間は17時~22時。6月中は毎日営業。