横浜のアマチュア演奏家たちによる市民交響楽団「ヨコハマベイフィルハーモニー」(YBP)が7月2日、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの出入国ロビーで「ベイサイドコンサート」を開催する。
YBPは、2013年に行われた横浜開港祭のイベント「横浜開港祭ザブラスクルーズ」に集まった10代から70代の約50人で構成されている。「多くの人に親しんでもらえるクラシック音楽を奏でたい」と、2014年8月に結成された。
今回のコンサートは、指揮者に松本宗利音(まつもと しゅうりひと)さんを迎え、セヴィリアの理髪師(ロッシーニ)、ニュルンベルグのマイスタージンガー(ワーグナー)、カルメンより(ビゼー)を演奏する。
松本さんは、東京藝術大学指揮科卒業。2013年の横浜開港祭ブラスクルーズで、YBPのベートーヴェン交響曲第九番の演奏を指揮し好評を博した。以降、YBPの常任指揮者として数々の演奏会で指揮をしている。
団長の池谷真澄さんは「1859年に横浜港が開港し、多くのモノが海外から横浜に入り日本全国へ広まっていった。クラシック音楽もその1つ。私たちヨコハマベイフィルハーモニーは、団員は、普段は会社員、学生、主婦、医療従事者、会社経営者、隠遁生活者など、ライフスタイルも年齢層も幅広く、まさに十人十色。さまざまな個性、多世代のメンバーによる、美しい音の世界をゆったり楽しんでいただければ」と話している。
演奏は、公開リハーサル=10:30~、公演時間1回目=14:00~・ 2回目16:00~で演奏時間は30~40分程度。参加費は無料。詳細はヨコハマベイフィルハーモニーのホームページで。