7月30日に投開票の横浜市長選の啓発キャラクターに横浜出身で、吉本興業所属のお笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さんが起用された。
斎藤司さんの顔が大きくプリントされた選挙啓発のための一人乗り電気自動車
告示日の16日には、横浜市役所市会棟玄関前で行われた「横浜市長選挙啓発キャラバン隊」の出発式に斎藤さんが駆けつけて激励した。
啓発キャラバン隊は、市内在住・在学の学生を起用。市内40カ所で30日まで街頭キャンペーンを行い、投票参加のラブコールや、啓発物品配布、選挙管理委員会のマスコット「イコットJr.」のグリーティング、斎藤さんの等身大ボードを置くなどの活動をする。
出発式で斎藤さんは「いよいよ僕を育ててくれた横浜に恩返しができると思ってうれしい。『LOVE 横浜 選挙だぞ!』、盛り上がってくれてありがとう。お互いwin-winでいきましょう」と話をした。
横浜市選挙管理委員会は、斎藤さんの起用の理由について「横浜への郷土愛を体現するだけでなく、斎藤さんの持つ強力な発信力を活用し、若年層はもとより、幅広い世代に対して積極的に啓発活動を展開し、投票参加を訴えていく」としている。
斎藤さんのキャラクターを生かしたデザインの啓発素材や動画広告、Web広告などを展開していく。横浜市長選挙のキャッチフレーズは「みんなの一票で、愛する横浜に、まぶしい未来を。」。
任期満了に伴う横浜市長選には、現市長の林文子さん(71)、元横浜市議の伊藤大貴さん(39)、元衆院議員・元逗子市長の長島一由さん(50)が立候補している。
投票日は30日では投票時間7時~20時。21時15分から即日開票される。各区役所など39カ所で期日前投票ができる。