トミーズカフェ(横浜市南区六ッ川1)で7月28日、「ヨコハマ薔薇(バラ)のプラットホーム」の第1弾イベント「薔薇とラムと横浜 in Tommy's CAFE」が開催される。
イベントは、今年6月2日の「ロー(6)ズ(2)の日」に関内で開催された、横浜市花の「バラ」を通じたコミュニティーづくりや文化発信について考える市民イベント「ローズの日認定記念フォーラム」に参加した有志が企画した。
今回は、バラから生まれるコミュニティ経済、観光、産業創出についての具体的提案の第1弾として新しいカクテル「ブルガリアンローズ・ヨコハマ」(仮称)を披露する。甘く濃密な香りが特徴的でバラの女王とも呼ばれる「ブルガリアンローズ(ダマスクローズ)」と世界で1番種類が多い酒といわれ、さまざまな飲み方で楽しめる「ラム酒」とを掛け合わせることで生まれた。
また、バラの産地・ブルガリアのローズやラム酒についての講演も行われる。駐日ブルガリア共和国大使館(東京都渋谷区)文化担当のイリヤナ・コストヴァさんと、ブルガリアンローズ文化協会(都筑区茅ヶ崎中央)の山下文江さんより、ブルガリアンローズの由来や効能について、よこはまラム推進委員会のコバヤシイッセイさんが、横浜とラム酒の関わりについて紹介する。
イベント最後には、CSR活動に積極的に取り組んでいる、横浜の老舗印刷会社「大川印刷」(戸塚区上矢部町)6代目の大川哲郎さんより、横浜から「バラの香りとありがとうの文化」を広めていくための提案がある。
講演後には、懇親会として、ピアニストの近藤滋さんとベーシストの竹下智博さんによる音楽と共に、よこはまラム推進委員会の協力により、ラム酒をベースにローズシロップ・ローズウォーター・ローズリキュールなどで香り付けされている、横浜のオリジナルカクテル「ハマラムハイボール」や、バラにまつわる料理が楽しめる。
トミーズカフェ店主の山田ベンツさんは「バラの花言葉の一つは『感謝』。横浜からありがとう文化、おもてなし文化の輪を広げていきたい。今後もバラに関する企画を実施していきたい」と話している。
開催時間は19時~21時30分。参加費は講演会のみ2,000円(ドリンク付)、懇親会3,000円。参加申し込みは電話(TEL 045-731-3672)がメール(b_tommy_s@yahoo.co.jp)で受け付ける(定員50名)。
バラが横浜市の市花として制定されたのは、横浜市政施行100周年の1989年9月。市民投票により選ばれた。