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BankARTで横浜トリエンナーレ連携プログラム 「光を観る」テーマに大規模展示

丸山純子《無音畑NYK2017》「BankART LifeV 観光」展示風景

丸山純子《無音畑NYK2017》「BankART LifeV 観光」展示風景

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 アート拠点「BankART Studio NYK」(横浜市中区海岸通3)で現在、横浜トリエンナーレ連携プログラム「BankART LifeV 観光」が開催されている。

井原宏蕗さんの作品《fading -increasing-》

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 同プログラムでは、元倉庫の大規模な空間を活用した大型の作品群「NYK ISLAND 森と花と海の神秘な世界」のほか、35歳以下のアーティストによる連続個展や、週末を中心としたパフォーマンスイベントを展開。「観光」をテーマに、独自の街歩きを提案する。

 同館1階は「にぎやかな森」と題し、屋台や釜戸、バスがある雑多でにぎやかなスペースに、井原宏蕗さんや開発好明さんらの作品群を展示。動物や植物が生息する不思議な森をイメージしている。

 2階では「知の集積」をテーマに、同館を運営するBankART1929がこれまで育み培ってきたさまざまなアーカイブを紹介。

 3階は「花と海と光」と題し、廃墟のようなコンクリートの空間を埋め尽くす白い有機交流電燈の花と山のような青い海、その中に佇む光を蓄えた建築群を、丸山純子さんや高橋啓祐さんの作品で表現する。

 同館代表の池田修さんは「観光という言葉を『光を観る=こころの中の真実を見つける』というような意味で使用している。ビニール袋(石油=生命体)でつくられた無音花と光の海を巡りながら、自然光を集積した白い家(構築物)とそこに棲むさまざまな主を訪ねる旅を体験してほしい」と話す。

 会期は11月5日まで。開館時間は10時~19時(10月27日~29日、11月2日~4日は21時30分まで)。入場料は一般1,000円、中学生以下無料。連携プログラム「ヨコハマトリエンナーレ2017」と「黄金町バザール2017」のパスポート付きのセット券は一般2,400円、大学・専門学校生1,800円、高校生1,400円、中学生以下無料。メインの3会場と連携プログラム会場間は、無料のシャトルバスが走る。

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