みなとみらいのショートフィルム専門劇場「ブリリア ショートショート シアター」(横浜市西区みなとみらい5)が、2017年12月2日をもって閉館する。
閉館理由は、定期建物賃貸借契約の期間満了によるもの。11月1日から最終日の12月2日までの期間は、「オーディエンス・ベスト・オブベスト プログラム」、「スタッフおすすめベスト プログラム」を上映する。
また、閉館後の2018年2月14日からは、新たにオンラインシアター「ブリリア ショートショート シアター オンライン」をスタートさせる。国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア』は継続して開催される予定。
ブリリア ショートショート シアターは、年間を通じてショートフィルムを上映する日本初の映画館として2008年2月に開館。国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア』と連動し、映画祭の期間外でもショートフィルムを鑑賞でき、映画の作り手やファンが交流できる拠点を作ろうと設立された。約10年間で、241プログラム、3,000作品を超えるショートフィルムを上映。延べ261,879人が来場した。
同館代表の別所哲也さんは「魅力溢れる横浜・みなとみらいで、ここでしか味わえない映画館体験を10年間提供してこれたことを誇りに思う。今後は、この10年で蓄積した知識・経験・ネットワークを『ブリリア ショートショート シアター オンライン』という新たなカタチを通じて、皆さんと一緒に創造・発信し、感動を分かち合いたい」と話している。