普段は見られないアート・デザイン・建築などの「ものづくり」の創作現場を公開する「関内外OPEN!9」が11月3日と4日、関内周辺で開催される。開催は今年で9回目で、アーツコミッション・ヨコハマ(横浜市芸術文化振興財団)と参加スタジオが主催する。
道路のパークフェスではヨガ、らくがき、フェイスペインティングなど多様な企画を展開
関内、馬車道、元町・中華街、桜木町、伊勢佐木町、若葉町、黄金町、石川町、寿町などのスタジオ、オフィス、店舗、ビル屋上、路上など約40カ所が会場で、アート、デザイン、建築、ファッション、映像、食などの創作現場訪問や、体験ワークショップ、トークイベント、作品鑑賞などが楽しめる体験型の「街なかフェス」イベント。
アーティスイト、クリエイターの仕事場で行われる「スタジオイベント」のほか、3日は特別企画として、関内桜通りの一部を通行止めにして、芝生を敷いて公園のように見立てて行うイベント「道路のパークフェス」を開催。周辺のクリエイターが集合し、オープンカフェを実施し、「路上で『スリラー』を踊る」、「スリッパ卓球選手権」、「サイレントディスコ」のほか、活動プレゼンテーション、古本市、アート作品紹介、ものづくりワークショップ、茶会などのさまざまな企画を展開する。
夜には、横濱まちづくり倶楽部とスマートイルミネーション横浜実行委員会が連携して「ナイトピクニック」を開催。アーティストが作り出す幻想的なイルミネーションのもとでピクニックを行い、クリエイターや街の人との交流を楽しむ。
横浜市芸術文化振興財団・広報・ACYグループの杉崎栄介さんは「倉庫や戦後建築など、港町・横浜らしい風景をめぐりながら、魅力あふれるクリエイターの皆様の日々の営みをまとめてみられるのは、このイベントだけ。3日の道路のパークフェスは、昼から夜まで一日中遊べる。4日は個性あるスタジオを巡りが楽しめる。この時期、関内外地区では、関内フード&ハイカラフェスタ、馬車道まつり、住吉町入船通り秋まつり、スマートイルミネーション、黄金町バザールなども行われているので、あわせてお楽しみください」と話している。
問合せは、横浜市芸術文化振興財団(TEL 045-221-0212)まで。