横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)に12月2日、冬季限定の野外特設スケートリンク「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」がオープンする。
アートリンクは、2005年に始まり、屋外スケートリンクをキャンパスに見立て、アーティストとのコラボレーションによるアート空間を提供している。昨シーズンの有料入場者数は99,553人。主催は横浜赤レンガ倉庫。
今シーズンは、横浜市が文化芸術創造都市の政策の一環として推進する「クリエイティブ・チルドレン」構想に基づき、横浜隼人中学・高等学校 美術部員をアーティストに迎えて、「氷上戯画」をテーマに開催する。平安・鎌倉時代に描かれた国宝絵巻、鳥獣戯画のように擬人化された動物たちと一緒に、歴史的建造物・横浜赤レンガ倉庫でスケートを楽しめる。
テクニカルディレクションは空間演出を手掛ける「ミラクルプロダクツ」。音楽は作曲・編曲を中心に音楽活動をしている中村祐太さんによる「Blanju」が担当する。
12月1日17時から、今シーズンのアーティストを迎え、オープニングセレモニーを開催。「神宮 ICE Messengers」が、氷上でのシンクロナイズドスケーティングを披露する。
横浜隼人中学・高等学校 美術部の部員は「今回、アートリンクのアーティストに選ばれたことを、たいへん光栄に感じている。部員一同、一丸となり心を込めて制作し、横浜赤レンガ倉庫のアートリンクを盛り上げたいと思う」とメッセージを寄せている。
「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」の会期は12月2日から2018年2月18日までの79日間。入場料は大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)400円、幼児(3歳以上)300円、付添観覧料200円。貸靴料500円。開催時間は平日=13時~ 22時、土日祝=11時~22時。
また、12月1日から25日まで、横浜赤レンガ倉庫1号館1階スポットBで、「原画展&横浜隼人中学・高等学校美術部展」も開催される。