神奈川県県民局文化課は11月22日、ジャズ、大道芸、スタンダップコメディなどのパフォーマンスを投げ銭制で行う「マグカルナイト」をスタートする。
関内のマルチエンタメライブ食堂 「ヨコハマスリーエス」(横浜市中区太田町4)を会場に、日本スタンダップコメディ協会、横浜を中心に県内各地で活躍するジャズ・ミュージシャンによる団体「YOKOHAMA JAZZ EGGS」、横浜で開催されている大道芸の祭典「ヨコハマ大道芸」との連携により、毎週水曜日に週替わりでパフォーマンスを紹介する。
初日の11月22日は、スタンダップコメディアン・俳優の清水宏さんが出演する。スタンダップコメディとは、マイクを片手に一人舞台に立ち、社会風刺等を交えたさまざまな話題をアクションを交えながら披露する「笑い」をモチーフにしたトーク芸で、欧米で人気を集めている。日本スタンダップコメディ協会は、神奈川を拠点として、日本全国へスタンダップコメディの普及を目指している。
年内の出演予定は、11月29日は柴崎岳史さんと堀江のぞみさんによるパントマイムユニット「シルヴプレ」、12月6日=ジャズ、13日=スタンダップコメディ、20日=大道芸となっている。飲食しながら気軽にエンターテインメントを楽しめる。
マグカル(マグネット・カルチャー)は、神奈川県が実施する文化芸術の魅力で人を引きつけ、地域のにぎわいをつくり出す取り組み。WEBサイト「マグカル(マグカル ドット ネット)」では、Facebook・twitterとも連動し、県内のミュージカル・音楽・演劇・映画などの情報などを発信している。
神奈川県県民局マグカル担当課長の松村幸弘さんは「より多くの方々に、様々なジャンルの文化芸術に触れる機会を提供するとともに、そうした文化芸術活動に取り組む人材の育成も図りながら、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、地域のにぎわいをいっそう作り出したい。ぜひ足を運んでほしい」と話している。
開催は、毎週水曜日(12月27日、1月3日、3月21日は休止)、18時開場。パフォーマンスは、19時30分~20時と、21時~21時30分の2回公演。入場無料(飲食代は別途必要、入替なし)。