横浜西口の相鉄南幸第3ビル(横浜西口郵便局2階)に11月22日、立ち飲みスタイルの日本酒バー「暁の蔵 AKATSUKI NO KURA」(横浜市西区南幸1)がオープンした。
「暁の蔵」代表の田所英夫さんが自ら酒蔵に足を運び、47都道府県の酒蔵から仕入れた日本酒を常時100種提供。各地方の酒販店と契約を結び、通常では手に入りにくい希少酒や季節限定酒も取り扱う。
店内は木のぬくもりが感じられる天井高の開放的な造りで、席数はスタンディングスタイルで約100人。きき酒師が常駐し、それぞれの日本酒に合う肴やおいしい飲み方を伝授する。陳列棚には100種の酒瓶と市松模様の枡が並び、枡の色は金額(290円、390円、490円、590円)による。入店時に受け取る番号札と、選んだ酒瓶の枡をカウンターに提示することで、日本酒を注いでもらうことができる。
定番おつまみは、山ごぼうのポテトサラダ(490円)、ネギ味噌クリームチーズ(390円)、自家製ビーフジャーキー(490円)、牡蠣の山椒オイル漬け(680円)など。そのほか、いぶりガッキー、そばみそゆず大根、ままかり甘酢漬け、きびなごオイル漬など全国の珍味も用意する。
田所さんは「日本の心である『日本酒を大切に飲んでほしい』という思いでこの店をオープンした。季節ごとに入れ替わる日本酒を飲み比べてたのしんでほしい。対話を通して、酒蔵さんとお客様それぞれの思いを届け、日本酒業界全体の活性化に貢献できれば」と話す。
営業時間は平日=15時~24時、土・日曜/祝日=12時~24時。