東武鉄道、東京メトロ、東京急行電鉄、横浜高速鉄道は1月1日の早朝に、東武東上線から横浜方面に向けて、初日の出の時間帯に合わせた臨時電車「みなと横浜 初日の出号」を運行する。
東武東上線、東京メトロ副都心線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線の相互直通運転で埼玉県西部と横浜方面を乗り換えなしで行ける利便性を生かし、関東有数の初日の出スポットである横浜ベイエリアで初日の出を見る臨時電車として運転する。2014年から毎年運転され、今回で5回目となる。
「みなと横浜 初日の出号」の使用車両は、東急電鉄5050系4000番台の予定。森林公園駅を3時50分に発車し、東武東上線は各駅に停車。東京メトロ副都心線・東急東横線・みなとみらい線は急行で運転。渋谷駅を5時13分に出発し、元町・中華街駅に5時55分に到着する。武蔵小杉駅から先は通常ダイヤでの運転となる。
運行する4社は「この機会に、便利な相互直通運転電車をご利用いただき、新年最初のイベントへお出かけください。2018年が皆さまにとって良い一年となるよう祈念するとともに、皆さまのご利用を心からお待ちしています」とコメントしている。
横浜からの初日の出の時刻は6時50分頃。横浜マリンタワーでは「初日の出特別営業」が行われ、展望台で初日の出を見た後に、豚汁が振る舞われる。横浜港大さん橋国際客船ターミナルでは、大みそかから終夜出入国ロビ―を開放。交通広場にキッチンカーが出店し、豚汁、タコス、ジャークチキン、ナシゴレンや生ビール、熱燗、ホットワインなどを販売する。0時30分頃からCIQプラザで映画の無料上映も実施する。