日本で唯一、国際クラシックカー連盟（FIVA）公認の公道ラリー「La Festa Mille Miglia 2005」（ラ フェスタ ミッレ ミリア）が今年も開催、10月2日に原宿・明治神宮前をスタートした108台の名車が10月5日に横浜元町でゴールを迎える。「ラ フェスタ ミッレ ミリア」は、1927年にイタリアで誕生した「ミッレ ミリア」の70周年にあたる1997年に日本で始まった。9回目となる今年は10月2日～5日の4日間で開催され、1都8県、1,600km（＝100Miglia）を走破し、約100ヵ所におよぶ市区町村に点在する名所旧跡を訪れる。今年は1920年～1967年に製造された世界的名車108台がエントリーされた。最も古い参加車輌は1924年（大正13年製造）の「BUGATTI T22 BRECIA」で、日本車は「TOYOTA 2000GT」（1967年）2台が出場する。主な出場者は、往年の名ドライバー、スターリング・モスさんが夫人と共にイギリスから「ASTON MARTIN DB3」（1953年製）で参加するほか、芸能界では井上尭之さんとペアを組んで参加する堺正章さん、西田ひかるさん、現役レーサーでもある近藤真彦さん、初出場のパンツェッタ・ジローラモさんら。走行ルートは、原宿・明治神宮南門をスタート後、六本木ヒルズなどを通過して福島県の裏磐梯方面へ。この後「ツインリンクもてぎ」などを経て、最終到着予定地である横浜元町を目指す。（写真＝昨年の様子）
ラ フェスタ ミッレ ミリア