象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1)で、世界を舞台に活躍する横浜出身のダンサーが講師を務め、次代を担うダンサーの発掘と育成を行うZOU-NO-HANA BALLET PROJECT「安藤洋子 バレエ ワークショップ」が開催されている。
象の鼻テラスはこれまでダンス公演や、市民や子どもを対象としたワークショップなどを数多く開催してきた。今回、横浜発の市民が支える地元のバレエ団「横浜バレエ団」の設立を目指して、プロジェクトが始動した。
講師の安藤洋子さんは、2001年に現代バレエ界の鬼才と呼ばれるウィリアム・フォーサイスさんが率いるフランクフルト・バレエ団(後にウィリアム・フォーサイス・カンパニー)にアジア人としては初めて入団。15年間メインダンサーを務め、40作品を世界各国で踊ってきた。現在、日本とNYを拠点に、自己の身体表現を模索するとともに、経験を生かした芸術教育にも力を注ぐ活動を続けている。
今回のワークショップは、2018年1月から3月にかけて毎月1回開講。ジュニアクラス(12~17歳)、シニアクラス(18~30歳)の2クラスを設け、それぞれのレベルに合わせたレッスンを直接受けることができる。
実施日時は、ジュニアクラスが1月20日、2月17日、3月27日の15時30分~17時15分。参加費は1回につき2,000円(3回連続チケット5,000円)。シニアクラスが、1月23日、2月20日、3月27日の18時~20時30分。参加費は3,000円(3回連続チケット8,000円)。
象の鼻テラスの秋山きららさんは「横浜はコンテンポラリーダンスをはじめ、広い層に渡って様々なダンスが楽しまれている街。その横浜で今、地元発のバレエ団旗揚げを目指して着実な一歩を踏み出せたらと考えている」と話している。
応募方法などの詳細は象の鼻テラスのホームページで。