神奈川県立青少年センターホール(横浜市西区紅葉ケ丘9)で1月28日、神奈川県「地劇ミュージカル」公開コンペが開催される。主催はマグカル・フェスティバル実行委員会。
神奈川県では、文化芸術の魅力で人をひきつけ、地域ににぎわいをつくり出す、マグネット・カルチャー(略称:マグカル)の取組の一環として、文化芸術の鑑賞や参加機会の充実につなげるため、地元の伝説や民話などを題材にした地域色豊かな劇「地劇」のミュージカル公演を実施している。
「地劇」という言葉は神奈川県マグカル・テーブルの座長を務める、マーケティングコンサルタントの西川りゅうじんさんによる造語で、地域の歴史・伝統・文化に根ざした地域発の演劇の意味。
公開コンペに出演する、一次審査を通過した団体と演目は、東海道区民ミュージカルユニット「少年探偵団VS怪盗キャッツVS二十面相」、虹のくにミュージカル「ひまわりのうた」、横浜市民ミュージカル「願いは信じれば叶うのじゃ」。
審査委員は、劇団EXILEや三代目猿之助スーパー歌舞伎の演出家・横内謙介さんや、2017年若手演出家コンクールで最優秀賞・観客賞を受賞した永野拓也さんのほか、劇団扉座を主宰する横内謙介さん、劇作家の篠原久美子さん、声優・俳優の松風雅也さんの4人。
コンペ審査中には、「神奈川よさこい組織委員会」に所属する横浜、相模原、湘南、小田原エリアの代表チームによる「よさこいパフォーマンス」が披露される。
神奈川県県民局くらし県民部文化課マグカル推進グループの担当者は「横浜・座間・東海道(鶴見区・神奈川区・戸塚)の伝説などを題材にしたミュージカル作品を上演する。歴史を学ぶ機会にもなり、地域への愛着が生まれる『地劇ミュージカル』を応援して欲しい」と話している。
開催時間は14時~17時(13時30分開場)。