横浜市開港記念会館で3月10日、「横浜三塔の日」のイベントが開催される。
「横浜三塔」として知られる歴史的建築物、横浜市開港記念会館(ジャック)、神奈川県庁(キング)、横浜税関(クイーン)は、3月10日を「横浜三塔の日」として、三塔で連携したイベントを開催している。
今年は横浜市の文化プログラム「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA (ダンス・ダンス・ダンス アット ヨコハマ)」に合わせて、「世界のダンス」をテーマに、開港記念会館講堂で13時から、競技ダンス「海老原 拳人、タカギルナ」(ラテン)、ボリウッドダンス「SAHELIA」(インド)、ハマチャチャ「藤中 一郎(FDS)」(横浜)、サンバ「estrela」(ブラジル)、フラメンコ「松 彩果」(スペイン)のダンスショーを行う。ハマチャチャの横浜から生まれた純国産ステップ「フリーチャチャ」は、1970年代の日本のディスコシーンで流行した。観覧は無料。
また、競技ダンス、ハマチャチャ、フラメンコのワークショップ(当日先着順受付)のほか、袴(はかま)やドレスなどのレトロなレンタル衣装を着て三塔の日を楽しめる「ハイカラ館」(女性限定)の企画や、花まゆ ワークショップ、横濱三塔協議会とジャズ喫茶ちぐさがプロデュースする1日限定カフェ・スタンド「三塔カフェ・スタンド」なども行われる。
そのほか、「横濱三塔ケーキ」の展示、熊本県・中区社会福祉協議会・嬬恋村の物産展、インドをテーマとした講演会・映画上映・展示、横浜スカーフ親善大使&スウィンギー写真撮影や、「ジャックの塔にのぼろう」と題して普段は非公開のジャックの塔にのぼるツアーなど多様な企画が行われる。
横浜税関本関庁舎では、マッカーサー元師が執務したと言われている旧税関長室ほか3室を見学できる。また、神奈川県庁本庁舎と横浜税関本関庁舎にはスタンプラリーのポイントが設置される。