横浜市経済局は、「ベンチャー企業成長支援プログラム事業」の支援企業を募集している。
同事業は、優れたビジネスモデルや独自の技術を有し、事業を成長・発展させていこうとするベンチャー企業に対して、経営・営業面での課題や戦略的な事業遂行へのサポートなど、経験豊富な支援人材により約6カ月(20回程度)にわたって伴走支援を行い、ベンチャー企業の成長・発展を後押しするプログラム。
応募要件は、事業をさらに成長・発展させていこうとする意欲があり、優れたビジネスモデルや独自の技術を持つ、 起業して概ね10年以内の市内中小企業。新たな事業分野に転換した場合も対象となる。業種は不問。
伴走するのは、大企業役員OBなどベンチャー企業支援の専門家のネットワークを持つディレクトフォース(東京都千代田区)の約600人の支援人材。
応募企業からヒアリング審査を経て、6月~7月中旬に支援企業を決定し、支援人材の中から最適な人材とのマッチングを行い、7月下旬から約6カ月間、は「経営戦略」「商品開発」「海外進出」「財務改善」「取引拡大」「上場」などの分野の課題解決や戦略的な事業遂行などをサポートする。
募集にあたり、5月9日17時からパソナ横浜支店(神奈川区鶴屋町2)で募集説明会を開催する(事前申込制)。
横浜市経済局経営・創業支援課の奥住有史さんは「販路拡大やマーケティング戦略など、主に営業・経営戦略の課題を抱えており、主に経営責任者が対応できる企業を募集している。横浜市発のアクセラレーションプログラムにぜひ応募してほしい」と話す。
募集期間は4月23日~5月21日17時まで。参加費は無料。問合せは事業受託事業者のDFマネジメント(TEL 03-6865-7860、担当=岡村・段谷・上村・高橋)まで。