横浜市は5日、横浜港発祥の地である「象の鼻地区」の再整備計画について市民意見の募集を開始した。市では、2009年の開港150周年を見据え、同地区の歴史性や象徴性を活かしながら賑わいや交流の場を生み出すため、「周辺の景観を配慮した水際線プロムナード」や「日本大通から港を感じることができる、通景空間の確保」など、広場・緑地を基本とした段階的な整備を検討しており、今年末を目標に基本計画を策定する。意見募集は、基本計画の策定にあたり整理した整備構想(基本計画の試案)について、広く市民から意見を集めるもので、募集期間は5日から11月11日まで。市民情報センター、区役所、地区センター、みなとみらい線各駅等でリーフレットを配布している。意見の提出は、リーフレットのはがきかホームページで受け付ける。
横浜市港湾局 横浜港 象の鼻地区