横浜中華街パーキング協同組合(横浜市中区山下町94)特設ステージで5月26日と27日、第1回「全日本中国獅子舞大会(チャイニーズ ライオンダンス サミット)」が開催されている。開港159周年を祝う横浜セントラルタウンフェスティバル「Y159」の連携事業。
全日本中国獅子舞大会は、各地の中国獅子舞が横浜中華街で同時に見られる日本で初めての試みで、初日の27日には、横浜と神戸から5団体が参加し演武を行った。横浜中華学校の生徒による演武では、会場内を獅子舞が練り歩き、観客にかみつき祝福した。
主催する横浜中華街発展会協同組合では、中国獅子舞文化を普及し、中国獅子舞に関心を持ってもらうことを目的に行う大会の開催にあたり、クラウドファンディングなども活用し、資金調達や宣伝を行ってきた。
横浜中華街発展会協同組合理事長でローズホテルの李 宏道社長は「今回初めての試みで、神戸と共同開催することになった。次回以降は海外のチームを呼んで盛り上げていきたい。獅子舞の世界大会が香港で開催されている。日本代表の育成や横浜での世界大会の開催を目指したい」と話した。
27日の演武は13時~16時。規定演技を披露し、観客による投票で1位を決める。参加団体は、神戸中華同文学校 舞獅隊、神戸華僑總會 舞獅隊、神戸市立神港橘高等学校 龍獅團、廣東會館倶樂部 廣東獅子團、横濵中華學院校友會、横浜中華学校校友会 国術団。ゲストとして石見神楽 東京社中が、島根県の伝統芸能である「石見神楽 大蛇(おろち)」を披露する。入場料は1,500円。