若者の起業家支援プログラムを展開するETIC.(エティック、東京都渋谷区神南1)と神奈川県は「マイプロ For Kanagawa」に参加する大学生・大学院生を募集している。
このプログラムは、地域や社会に自らのプロジェクトやビジネスを仕掛けたいと考える神奈川にゆかりのある学生20組を対象に、全6回の講座を通して彼らのアイデアの実現をサポートするプログラム。8月30日のキックオフ合同研修会から3カ月間開催される。主催は神奈川県で、県の実施する「起業家創出促進事業」の一環。運営事務局はETIC.横浜ブランチ(横浜市中区相生町3)。
最前線で活躍する起業家メンターや担当コーディネーターが活動をサポートし、2週間に1回のメンターとのグループメンタリングやコーディネーターによる面談など、プロジェクトを軌道にのせるための支援を行う。
8月30日から始まる集中研修には「共感を呼ぶ伝える技術」や「お金と人のリソースマネジメント」「プロジェクト設計力」など全6回のプログラムが用意され、成果の最大化をはかる。優秀チームには「かながわ学生ビジネスプランコンテスト(仮)」の出場権や最大3万円の活動支援金を提供する。
メンターは、小川悠さん(i.club 代表理事)、新田理恵さん(Tabel代表)、山田貴子さん(ワクワーク・イングリッシュ代表取締役)、池田陸郎さん(カーボンフリーコンサルティング取締役)など。地域やものづくり、国際交流、環境などさまざまな分野で活躍するメンターがそろう。
ETIC.の岡村麻美さんは「何よりも一番大事なのは自分のワクワクする気持ち。『こんなことを実現したい。もし実現できたら、絶対楽しい』という気持ちで応募してくれると嬉しい。『挑戦したいけど、壁にぶつかってしまった』と一人で考えて煮詰まっている人、悩んでいる人にこそ、全力のサポートが得られるこのプログラムに参加してほしい」と話している。
プログラムの具体的な説明と、プロジェクトやビジネスモデルをブラッシュアップするための事前説明会が、7月25日と30日に開催される。
マイプロのエントリー応募締切は7月31日23時59分。問い合わせはETIC.横浜ブランチ(担当:岡村・腰塚、TEL 03-5784-2115)まで。