NPO法人ミニシティ・プラス(横浜市都筑区中川1)が、みなとみらい地区を取材する「MM21ジュニア編集局」のジュニア記者を募集している。
子どもたちが地域の人やイベントなどを取材し地域を知ることで、地域へ愛着を持ってもらうことを目的に、2009年に「つづきジュニア編集局」として始動した。書いた記事はウェブサイトや区の広報紙に掲載されるほか、1年間の記事をまとめて「つづきジュニアタイムズ」(25,000部)を年に一度発行してきた。東京都市大学横浜キャンパスとの協働により、都筑区役所や教育委員会の後援で運営している。
10回目となる2018年度は、一般社団法人横浜みなとみらい21(西区みなとみらい2)の「エリアマネジメント活動助成事業」の採択を受けて、みなとみらい地区でも実施する。
取材対象や紙面構成を考える会議は、子どもたちが主体となって行われる。8月にプレ取材を実施し、9月~12月に記事の書き方講座や取材活動をしながら構成を練り、1月・2月に記事発行に向けて編集作業をする。
活動拠点は、2018年4月に10年間の期間限定で開校した「みなとみらい本町小学校」に置く。募集対象は、小学4年~高校生で、年間を通して編集会議や取材に積極的に参加できる方(みなとみらい地区在住でなくても可)。
ミニシティ・プラス事務局長の岩室晶子さんは「みなとみらいの魅力を子どもたちが子どもたちの目線で伝えてくれることを楽しみにしています」と話している。
ジュニア記者の応募締め切りは8月10日。定員10人。参加費は無料(交通費は各自負担)。申し込みはミニシティ・プラスホームページの申し込みフォームから。問い合わせはミニシティ・プラス(メール=minicityplus@gmail.com、電話=045-306-9004・10時~18時)まで。
ミニシティ・プラスは「まちはそこに暮らす人、かかわる人たちで創り上げていく」という理念から、子どもたちがまちを知り、関わるための事業を行っている。2007年から毎年春に、自由な発想で子どものまちをつくるイベント「ミニヨコハマシティ」を開催しているほか、神奈川県との協働で子どもたちを県内のまちづくり団体に派遣する「特命子ども地域アクター事業」など、子どもや青少年と地域をつなぐ活動に取り組んでいる。