野毛桜通り(横浜市中区花咲町1)に8月3日、ネオ大衆酒場「八郎ミート酒場」がオープンした。
同店の前身は2012年11月に開店した、もつ専門店「八郎酒場 横浜店」。横浜西口から徒歩2分というロケーションで、平日でも空席が少なく、週末は予約必須であるほどの人気店であったが、横浜駅西口再開発事業により立ち退きを余儀なくされ7月21日に閉店した。
今回、野毛桜通りへのオープンを機に、コンセプトを「イマドキ大衆酒場」から「ネオ大衆酒場」に変身、店名も「八郎酒場」から「八郎ミート酒場」に改名した。八郎酒場の持ち味である「鮮度を重視した仕入れとコストパフォーマンス」はそのまま引き継ぎながら、代表されるもつ料理を「洋風」にアレンジしている。
店内は、テーブルとスツールには明るい茶色が使われており、隣席との間もほどよい距離感で明るく清潔感がある。入口側壁面と厨房は全てガラス張りで開放感があり、「入りやすさと居心地の良さ」を融合した内装になっている。座席数は54席(カウンター含む)、床面積は68平方メートル。
同店の一押しメニューは、仕入れにこだわったアンガス牛の「八郎ステーキ 150g」(680円税抜/以下同)、賄い飯から生まれたという歯ごたえが自慢の「八郎ハンバーグ」(480円)、生パスタを用い、締めの一品として用意されている「八郎ミートソース」(480円)。
鉄板で朝びきの新鮮ホルモンとたっぷりの野菜を選んで4種のタレで炒める八郎自慢の一品は「牛ホルモン八郎炒め」(480円)。その他、約40種類のメニューをそろえる。「肉、野菜、肉、肉、野菜、ミートソース」という食べ方をおすすめするという。
ドリンクメニューは、定番でキンミヤ焼酎を-20度で凍らせた「シャリキンホッピー」(450円)は健在。ハイボール(400円)は5種類の中から選ぶことができ、ビール、ノンアルコールビール、ワイン、サワー類、ソフトドリンクなど、約40種類を提供する。
運営は、出版事業から飲食事業まで幅広く手掛ける日常出版(東京都文京区)。横浜市中区エリアで6店舗を経営する同社代表取締役の野口大介さんは「うちの特徴である『新鮮で安い』を、若い方や女性や家族連れの方々にも、もっと気軽に味わっていただきたい。いっぱい食べていっぱい来ていただくことで野毛桜通りが今以上に活気づくよう、他店舗と協力しながら盛り上げていきたい」と話す。
営業時間は、平日=16時~24時、土曜=13時~24時、日祝=13時~23時。年中無休。全席で喫煙可。オープンから1カ月は「野口社長のフェイスブックを見た」と言えば、10パーセント割引サービスあり。