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パタゴニア 横浜・関内で「フェアトレードマーケット」 フィリピン山岳地帯のコーヒー生産者も来場

フィリピンのトゥブライ郡のコーヒー生産者の皆さん

フィリピンのトゥブライ郡のコーヒー生産者の皆さん

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 パタゴニア横浜・関内(横浜市日本大通18)店内フリースペースで9月29日、世界各国のフェアトレード製品を紹介する「フェアトレードマーケット」が開催される。

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 同店での「フェアトレードマーケット」の開催は今回が初。WE21ジャパン(中区山下町70)、地球市民の会ACTかながわ/TPAK(中区本牧原3)、地球の木(中区不老町1)の認定NPO法人3団体が共同で出展する。

 タイのストリートチルドレンが作ったカラフル雑貨、カンボジアのシルク製品、フィリピンのジンジャーティやアラビカコーヒー、パレスチナのオリーブ製品、ネパールのカレーや紅茶、モンゴルのフェルトスリッパなどを展示・販売する。

 開催のきっかけは同店フリースペースで今年6月22日にパタゴニア 横浜・関内とWE21ジャパンの呼びかけで行われた、国際協力やまちづくりに取り組む地域の団体や企業が参加した勉強会「ジンジャーティから考えるフェアな関係」。横浜・関内でフェアトレードを広げていくためにできることについて意見交換する中で、フェアトレードマーケットの定期的な開催のアイデアが出たという。

 WE21ジャパンの小池絢子さんは「来場するフィリピンの5人の方々はコーヒーの森林栽培を通じて、環境回復と生計向上を目指す生産者や支援者たち。フェアトレードについて知っている方も知らない方も、ぜひ足を運んでほしい」と参加を呼びかけている。

 パタゴニア横浜・関内 環境・社会担当の安田晃浩さんは「イベントを通じてフェアトレードについて楽しく・おいしく知っていただき、将来的には横浜にフェアトレード製品を扱うお店や企業が増えるきっかけになれば幸い。当店のコミュニケーションスペースでは引き続き、地域の環境や社会的な取り組みをサポートさせていただき、フェアトレードマーケットも継続して開催していく予定」と話している。

 開催時間は、11時~17時まで。入場無料。

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