横浜赤レンガ倉庫イベント広場(横浜市中区新港1)で11月23日から12月25日まで、ドイツのクリスマスマーケットを再現した「クリスマスマーケット in 横浜赤レンガ倉庫」が開催される。
クリスマスマーケットは、1393年にドイツ・フランクフルトで始まったと言われる伝統的なイベント。横浜赤レンガ倉庫では2010年から毎年開催しており、昨年は80万人近くが来場した。今年はドイツ西部の古代ローマ帝国時代から栄えた古都「アーヘン」の世界観を再現する。
会場エントランスには、アーヘンのご当地スイーツであるスパイス入りクッキー「アーヘナープリンテン」をモチーフにした巨大ジンジャーブレッドマン型の「プリンテン人形」2体を設置する。
屋根に人形装飾を施したヒュッテ(木の小屋)は、29棟をドイツから輸入。無数のライトがついたイルミネーションルーフでつくる光のトンネルが、会場に華を添える。
会場奥の海側には、高さ約10メートルの本物のモミの木を使用したクリスマスツリーを設置。ツリー装飾は、フラワーショップ 「サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター」がプロデュースする。
ヒュッテでは、アーヘンの郷土料理「リンゼンアイントップ」や、ドイツで定番のフード「カルトッフェルズッペ」「アイスバイン」などを提供するほか、本場のクリスマスマーケットに欠かせないグリューワインを過去最多の25種類を販売する。
また、ミシュラン一つ星の代官山「レストラン・パッション」のオーナーシェフプロデュースによるケーキや、ドイツのクリスマスの定番菓子「シュトレン」などを販売する。
開催時間は11月23日~12月14日=11時~21時、12月15日~25日=11時~22時(ライトアップ=16時~21時、ツリーのみ23時まで点灯)。入場無料。
クリスマスマーケットは、ヨーロッパ各都市の広場で、キリストの生誕を祝うクリスマス(12月25日)とその前4週間の準備期間である「アドヴェント待降節」の間に開催されている。