グランモール公園(横浜市西区みなとみらい3)で10月6日から8日まで、国際協力・多文化共生イベント「よこはま国際フェスタ2018」が開催されている。
横浜市内・周辺地域で国際協力・国際交流・多文化共生・在住外国人など支援に取り組むNGOやNPO、学校、国際機関、企業など約90団体がブース出展し、「SDGs」(持続可能な開発目標)や「多文化共生」、2019年8月に横浜で開催されるTICAD7「第7回アフリカ開発会議」などをキーワードに、国際協力や国際交流への理解促進に向けてさまざまなプログラムを実施する。
「ともに生きる横浜 ともに創る世界」をテーマに掲げ、国際協力・国際交流・在住外国人支援・多文化共生などに関わる団体の活動紹介をはじめ、世界各国の料理の提供、フェアトレードグッズや民芸品の販売、民族衣装の試着体験、民族舞踊や音楽ステージ、SDGsについて楽しく学べるプログラム、NGOやボランティアに関する相談やワークショップなどが行われる。
同イベントは、1997年の「NGOまつり」(クイーンズスクエア横浜)に始まり、1998年~2004年は「横浜国際協力まつり」(産業貿易センターホール)、2005年~2009年は「横浜国際フェスタ」(パシフィコ横浜)、2010年~2015年が「よこはま国際フェスタ」として象の鼻パークで開催され、2016年からグランモール公園で開催されている。今回で通算22回目の開催となる。
横浜NGO連絡会の小俣典之さんは「今年はTICADやSDGsに力を入れていて、SDGsすごろくなども用意している。知らなかった人に知ってもらえる機会になれば。今後も市民の人たちにたくさん参加してもらい、自分たちで作り上げていく中で、仲間を増やしてもらえれば」と話す。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。小雨決行、荒天中止。
イベントは、よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム(略称:よこはま C プラット)運営委員会、よこはま国際フェスタ2018プロジェクトが主催。構成団体は横浜NGOネットワーク、横浜市国際交流協会、 JICA横浜、横浜市国際局、神奈川大学。